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真田丸・第六回「迷走」(7)徳川家康ののらりくらり作戦は史実?織田信長との関係も解説

遠江・浜松城は徳川家康の本拠地 真田丸
遠江・浜松城は徳川家康の本拠地です。
※遠江は今の静岡県の一部
考えてみれば、ドラマが甲州討伐(織田・徳川による武田家への戦争)から始まったため、徳川家康が本拠地に帰ってこれたのはドラマで初めてですね。



お灸と・・・ 真田丸
お灸と・・・


あん摩 真田丸
あん摩を同時に受けていますが、これはドラマ的に絵を面白くしようというのもあったにせよ、徳川家康が健康マニアだったところから来ています。

【過去の健康マニアシーン】
徳川家康と武田信玄の過去
阿茶局と徳川家康の掛け合いが楽しすぎる名場面


「殿、失礼致します」本多忠勝 真田丸
「殿、失礼致します」

そこに本多忠勝が登場。


「平八郎、お前が動くとホコリが立つ」徳川家康 真田丸
平八郎、お前が動くとホコリが立つ」

平八郎は本多忠勝のこと。
正式な名は本多平八郎忠勝です。
戦国時代の名前については
ここがこだわり、真田丸での名前の取り扱い参照



徳川家康と本多忠勝が仲良しに 真田丸
それにしても、伊賀越えの時に仲良しになっていたのは、一時的だったようですね(笑)


「いつでもご出陣できます」本多忠勝 真田丸
「いつでもご出陣できます」

本多忠勝は、織田信長の仇討ちのために出陣準備をしていたようです。


「殿は明智を討つおつもりはござらん」本多正信 真田丸
「殿は明智を討つおつもりはござらん」

と言っているのは徳川家康の軍師・本多正信。
以前も触れたとおり、かつては徳川家康に反乱したこともある人物。
まるで長年仕えている家来のように描かれていますが、一説には反乱して徳川家を出た正信は各地を放浪し、徳川家に帰ってきたのは本能寺の変の前後。
つまり、ここ最近という話もあります。


【うんちく解説 : 本多家】
本多忠勝と本多正信は同じ本多姓ではありますが、兄弟ではなく、遠縁の親戚です。
このドラマでは、徳川家の家来はかなり端折られて描かれているので、今後他に本多姓が出てくるかは不明ですが、沢山の本多姓の家来がいました。

前回の伊賀越えでは、徳川家の主要人部は、徳川家康と本多忠勝、そして服部半蔵だけでしたが、あの時の徳川家康は、織田信長に招かれた立場でしたので、あの旅には徳川家の重臣が勢揃いで参加しています。
それなのに特に紹介が無かったので、今後も出てこない可能性はありますね。





「別にワシの主君では無いわ」徳川家康 真田丸
「別にワシの主君では無いわ」


「あら、主君では無かったのですか」阿茶局 真田丸
「あら、主君では無かったのですか」

なかなか毒舌な阿茶局(あちゃのつぼね)さん(笑)

【うんちく解説 : 織田信長と徳川家康】
確かに徳川家康は、織田信長とは対等な同盟国のはずです。
徳川家康の息子と、織田信長の娘は結婚しており、政略結婚とはいえ、親戚でもありました。
ただし、このドラマの時点では、息子の徳川信康は、織田信長に反乱を疑われて、処刑されています。
この処刑を受け入れている時点で、既に対等な関係とは言えないでしょうね。
また、織田信長の行った主だった戦争では、常に徳川家は援軍として呼ばれており、その関係は、同盟国というよりは主人と家来のようであります。

現代の会社に例えるならば、織田株式会社の下請けの徳川工業の仕事は、100%織田株式会社からの仕事のため、頭が上がらない状況で、徳川工業とは直接関係無い仕事も、なにかと理由をつけられて手伝わされていた。
また、跡継ぎと思っていた息子の専務は、織田社長の怒りに触れて、徳川工業を解雇された。
といったところでしょうか。


「そぶりだけで良いのじゃ」徳川家康 真田丸
「そぶりだけで良いのじゃ」

ドラマではこう言っていますが、このあと実際に出陣しています。
これが「そぶりだけ」であったのかは今となってはよくわかりませんが、徳川家康は本能寺の変当時、堺におり、まずは本拠地に逃げ帰ることからはじめなければならなかったことは考慮しておく必要があるでしょう。
ただ、ドラマや小説では、わざわざゆっくりと行ったという描き方をされることは多いです。
いずれにせよ、明智光秀が先に死んでしまうので、この出陣は無駄になったことだけは事実です。


「北条と気安く戦(いくさ)などできぬわ」徳川家康 真田丸
「北条と気安く戦(いくさ)などできぬわ」

滝川一益からの援軍も断る徳川家康。


徳川家と北条家は直接国境を接しています・地図 真田丸
徳川家と北条家は直接国境を接していますから、織田信長が死んだ今、気楽に北条家と敵対するのがマズいのは常識的な判断ではあります。


「無下に断ってはカドが立ちます。まあ、兵は出すと言っておいて、後はのらりくらり」本多正信 真田丸
「無下に断ってはカドが立ちます。まあ、兵は出すと言っておいて、後はのらりくらり」

本多正信は滝川一益へも一応配慮しておくように助言。
この時点では、どうなるかが全く見えない状況ですから、敵を増やさない配慮は当然といえば当然ですがね。


「そのような真似は好きではありませぬ」本多忠勝 真田丸
「そのような真似は好きではありませぬ」

戦場の猛将・本多忠勝は気に入らないようですね。


徳川家康はご満悦 真田丸
しかし徳川家康はご満悦(笑)
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