真田丸・第七回「奪回」(6)小諸城の道家正栄は滝川一益の兵と信繁が見分けられなかったのは無理があるという話

小諸(こもろ)城にお祖母様とりを救出に向かう真田信繁 真田丸
小諸(こもろ)城にお祖母様とりを救出に向かう真田信繁



箕輪城は上野(こうずけ)にありましたが、小諸城は既に信濃 地図
箕輪城は上野(こうずけ)にありましたが、小諸城は既に信濃です。
そのとなりが織田家の領内である美濃ですので、滝川一益としては、そこまで行けばとりあえず一安心です。
※まあ、この時点では信濃も上野も織田領には違いないのですけどね。


「この城の中には、滝川一益の兵と、小諸城の兵が入り混じっている。そこが狙い目だ」真田信繁 真田丸
「この城の中には、滝川一益の兵と、小諸城の兵が入り混じっている。そこが狙い目だ」

どさくさに紛れて忍び込もうという作戦の信繁。


「小諸の道家正栄(どうけまさひで)さまのご家来衆とお見受けいたす」真田信繁 真田丸
「小諸の道家正栄(どうけまさひで)さまのご家来衆とお見受けいたす」

滝川一益の家来のフリをして道家正栄の家来に話しかける信繁。
足元が汚れていないことから、滝川一益の兵ではなく、小諸城の兵だと見ぬいたのはさすがです。


結局は捕まってしまいました 真田丸
そんなこんなで、うまく人質を見つけたのですが、結局は捕まってしまいましたね。
無念です。




【うんちく解説 : 道家正栄の兵と滝川一益の兵】

途中、バタバタとありました、なかなかハラハラ・ドキドキのシナリオでした。
巷ではわがままな「きり」がウザい 真田丸
巷ではわがままな「きり」がウザいと噂のようですが、ドラマですので(笑)落ち着いてください。
それはそうと、このお話は道家正栄の兵士と滝川一益の兵士が互いに顔を知らない事が前提になっています。
しかし、それはかなり疑問が残ります。


1992年大河ドラマ 信長 KING OF ZIPANGUの斎藤道三
道家正栄はもともと斎藤道三(どうさん)という大名の家来でした。
斎藤道三は、最終的に息子に裏切られて、長良川の戦いで命を落としますが、この時、道家家の人々は織田信長を頼って尾張に逃げています。
この長良川の戦い年がこのドラマの25年も前。
※画像は1992年大河ドラマ 信長 KING OF ZIPANGUの斎藤道三
※織田信長の奥さんは斎藤道三の娘ですので、織田信長にとって斎藤道三は義理の父ということになります。


織田家重臣・滝川一益 真田丸
しかも、ドラマでは一切出てこない道家正栄は滝川一益の甥なのです(汗)
細かいことはわかりませんが、おそらく尾張に逃げた25年前の時点から、滝川一益の元で働いていたはずです。


小諸(こもろ)城にお祖母様とりを救出に向かう真田信繁 真田丸
滝川一益は甲州討伐後に、織田信長から信濃と上野に領地をもらいましたが、その中から小諸城を道家正栄に与えました。
つまり、道家正栄は滝川一益の家来なわけです。
しかも20年以上も前からの家来ですから、かなり古株の家来といえるでしょう。


道家正栄の家来と滝川一益の家来というふうに分けること自体に少々無理があります。 真田丸
したがって、道家正栄の家来と滝川一益の家来というふうに分けること自体に少々無理があります。


神流川の戦い 真田丸
まあ、神流川の戦いの時にも2万近い兵士がいた滝川軍ですから、顔がわからないということは無いわけでは無いのでしょうけど・・・。
今回はさすがに無理があるような気がしますね。
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