真田丸・第八回「調略」(3)難航する春日信達の調略。ついでに父・高坂弾正のことをもう少し解説

「叔父上のもとで、調略とはなにか学ばせてください」真田信繁 真田丸
「叔父上のもとで、調略とはなにか学ばせてください」

真田信繁は、叔父・真田信尹(のぶただ)と共に、海津城に来ています。


春日信達 真田丸
調略とは、主に裏切り交渉のこと。
今回の調略の相手は、春日信達です。
春日信達の略歴は、以前触れましたね。

調略(ちょうりゃく)ってなに?また昌幸が悪巧み(笑)参照


「兄上もおかしなことを考える」真田信尹 真田丸
「兄上もおかしなことを考える」

叔父・真田信尹としてはあまり気が進まない様子ですね。
調略は今で言うとスパイ行為ですから、そういう人の裏側を見るようなことに巻き込みたく無かったのでしょう。
しかも、後に分かる通り、今回の計画は、相当腹黒いですからね。


「父親は高坂弾正(こうさかだんじょう)。武田家を支えた忠臣の一人だ。武田家が滅んだ後、上杉に拾われた」真田信尹 真田丸
「父親は高坂弾正(こうさかだんじょう)。武田家を支えた忠臣の一人だ。武田家が滅んだ後、上杉に拾われた」

春日信達(かすがのぶたつ)の略歴を語る信尹。


大河ドラマ「風林火山」高坂弾正
画像は2007年大河ドラマ「風林火山」のものですが、春日信達のお父さん高坂弾正です。
しかし画像の名前は「春日」になっていますね。
高坂弾正または高坂昌信(まさのぶ)という名前の方が有名でして、このドラマでもそう呼んでいます。
しかし実際には高坂という姓を名乗っていた期間はごく僅かだったようです。
そのため、この画像でも春日弾正ということになっており、その子も信達も春日姓なわけですね。


調略のため、春日信達に酒を注ぐ信繁 真田丸
調略のため、春日信達に酒を注ぐ信繁

よく見ると、今の日本酒とは違い、白く濁っているのが分かるでしょうか?
今の透明のお酒は清酒といい、戦国時代ではほとんど流通していませんでした。
※そもそも清酒がこの時代より後年に発明されたという説もありますけど、いずれにしても一般的では無かったのは事実です。





怒って席を立ってしまう春日信達 真田丸
しかし、北条家への裏切りを持ち出すと、怒って席を立ってしまう春日信達。


「百日紅(さるすべり)が綺麗に咲きましたね」真田信繁 真田丸
百日紅(さるすべり)が綺麗に咲きましたね」

再度、春日信達を説得すべく、訪れる真田信繁。
ちなみに、百日紅は戦国時代頃に日本にもたらされた花だそうです。
そんな最新の花を知っているとは、
侮れない10代ですね(笑)


「元々この海津城は、春日様のお父上のお城だったのですね」真田信繁 真田丸
「元々この海津城は、春日様のお父上のお城だったのですね」

「子供の頃から親しんだ城じゃ」と返す信達。
信達の父・高坂弾正が、武田信玄に海津城を預かったのは25年ほど前。
春日信達の実年齢は不明ですが、若いころから親しんだ可能性は十分にあったでしょうね。



「信玄公に対する恩義はどうなるのです?」真田信繁 真田丸
「信玄公に対する恩義はどうなるのです?」

「上杉には恩がある」と言う信達に、
「あなたの父上は、百姓の身から引き立てられ、家老まで上り詰められたのでは無いのですか?」
とのこと。
だから、武田信玄の孫である北条氏直に付くほうがいいという理屈です。
少々無理があるような(笑)


高坂昌信 
ちなみに、高坂弾正は「百姓の身から引き立てられ」といいますが、春日大隅という大百姓を親に持っています。
百姓と武士の境目が曖昧な時代ですから、それほど底辺の出身ということはありません。
ただ、父が死んでから親戚と相続争いに敗れてしまっており、それから武田信玄に拾われたようですので、恩義があるのは間違いないでしょうけども。


「二度とワシの前でこの話はするな」春日信達 真田丸
「二度とワシの前でこの話はするな」

結局、春日信達を怒らせてしまいましたね。
関連記事

テーマ : 真田丸
ジャンル : テレビ・ラジオ

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサードリンク01
カテゴリ
プロフィール

うんちく仙人

Author:うんちく仙人
このサイトでは、歴史に興味が無い方でも、歴史ドラマをドラマとして楽しめるように手助けする趣旨で書いております。
特にドラマは好きだけど、歴史はあんまりわかんないという女性の一助になれば幸いです。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
スポンサードリンク02
RSSリンクの表示
リンク