FC2ブログ

真田丸・第九話「駆引」(2)室賀正武だけが北条に付くことは出来ない事情

「ワシは大名なしの国をここにうちたてる」真田昌幸 真田丸
「ワシは大名なしの国をここにうちたてる」

北条軍も上杉軍もとりあえず去り、軍事的空白地になった信濃で、国衆だけの国を作ろうと画策する真田昌幸。



室賀正武(むろがまさたけ)も引き入れ 真田丸
そのためには、小県郡(ちいさがたぐん)で真田の次に力のある室賀正武(むろがまさたけ)も引き入れておかねばなりません。


「そんなことは、お主らが心配することではない」室賀正武 真田丸
「そんなことは、お主らが心配することではない」

出浦昌相(いでうらまさすけ)に「お主も武田の旧臣、領地を全て差し出すのは、本意では無いだろう」
と言われるも反発する室賀正武。

【うんちく解説 : 領地を差し出す】

やや誤解を招きそうなセリフですが、北条家の家来になったとしても、室賀正武の領地を差し出すわけではありません。
以前「大名・家来・国衆の関係を商店街に例えると分かりやすい」で解説したように、室賀正武は商店街の商店主の立場。

したがって、主人が武田家から北条家になったとしても、武田商店街から北条商店街に所属する商店街が変わっただけで、店そのものを差し出すといったことはありません。


武士の世界は一所懸命。
一つの土地を守るために、命をかける人たちなのです。
もし、土地を完全に明け渡すという意味であれば、死を覚悟して戦うでしょう。
今は一生懸命と文字が変わっていますが、もともとは土地を死守する武士を表す言葉です。


「信じぬならもうよい、北条の元に去れ!!」真田昌幸 真田丸
「信じぬならもうよい、北条の元に去れ!!」

なかなか話を信じない室賀正武にキレる真田昌幸ですが、以上のような事情ですから、土地を捨てて、北条家に付くことなど、そもそも出来ないのでして(笑)


「実に面白い」室賀正武 真田丸
「実に面白い」

結局、室賀正武も話に乗りましたね。
というか、むしろノリノリ(笑)
関連記事

テーマ : 真田丸
ジャンル : テレビ・ラジオ

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサードリンク01
カテゴリ
プロフィール

うんちく仙人

Author:うんちく仙人
このサイトでは、歴史に興味が無い方でも、歴史ドラマをドラマとして楽しめるように手助けする趣旨で書いております。
特にドラマは好きだけど、歴史はあんまりわかんないという女性の一助になれば幸いです。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
スポンサードリンク02
RSSリンクの表示
リンク