真田丸・第10回「妙手」(3) マイナー城・虚空蔵山城と海士淵について

「あの雑魚、意外な猛毒を隠し持っております」本多正信 真田丸
「あの雑魚、意外な猛毒を隠し持っております」

真田家との約束を実質破る形になった徳川家康ですが、「雑魚は放っておけ」と気にならない様子。
しかし、参謀役の本多正信にたしなめられます。



「仕方ないのぅ・・・」徳川家康 真田丸
「仕方ないのぅ・・・」

本多正信の勧めで、真田昌幸を呼び寄せることをしぶしぶ了承。
徳川家康としても、今回の約束違反を咎められるに決っている会見はやりたくないところですね。


「駆引の場を向こうがわざわざ作ってくれたのじゃ・・・」真田昌幸 真田丸
「駆引の場を向こうがわざわざ作ってくれたのじゃ・・・」

真田昌幸はこれを受けることとしますが・・・


「父が急病のため、急遽、拙者が名代(みょうだい)としてまかりこしました」真田信幸 真田丸
「父が急病のため、急遽、拙者が名代(みょうだい)としてまかりこしました」

本人は行きませんでしたね(笑)

【名代】
ある人の代わりを務めること。代理。





「北条と手を結ばれるとは思いませなんだ」真田信幸 真田丸
「北条と手を結ばれるとは思いませなんだ」

お兄ちゃん信幸はいきなり一発かましましたね。
交渉するに及んで、まずは相手の痛いところを突いて、ことを有利に進めようとするのは、交渉ごとにおける作戦の一つではあります。


「まあ、そう申すな」徳川家康 真田丸
「まあ、そう申すな」

徳川家康としては、弁解の余地なしです。


上杉方の虚空蔵山城 真田丸 地図
その上で上杉方の虚空蔵山城(こくぞうさんじょう)近く海士淵(あまがふち)に城を作ってくれ、と申し入れる真田信幸。



【うんちく解説 ; 虚空蔵山城】
虚空蔵山城
虚空蔵山城は元々村上という戦国武将が築いたという城。
村上氏は武田家と争っており、武田家に対抗するために築城されたと言われています。
後に村上氏は武田家に滅ぼされますが、その後は上杉家が抑えています。
ここでは単に虚空蔵山城とだけ言っていますが、実際には写真の山に無数の砦や城を作り、山全体を要塞化していました。


虚空蔵山とはいかにも個性的
余談ですが、虚空蔵山とはいかにも個性的な名前と思いきや、兵庫県・長崎県にも存在しています。
ドラマで出てきている虚空蔵山は、もちろん信濃(現在の群馬県)の虚空蔵山ですが・・・。


虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)
虚空蔵とは虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)という菩薩さまのこと。
その名前がついているということですね。



【うんちく解説 : 海士淵は当て字?】
海士淵(あまがふち) 真田丸
海士淵(あまがふち)は、城の南にある千曲川の流れ。
ドラマでは海士淵と書かれていますが、今では尼ヶ淵と字を当てる方が多いようですね。
今でこそ地名には公式な漢字というものがありますが、当時の人はわりと平気で当て字をしていました。
考えてみれば、漢字自体が中国から入ってきた文字ですからね。
まずは日本語による「音の響きだけの名前」があり、後々字を当てた都合でそういうことも起きたのでしょう。
現在残っている手紙なども、当て字満載だったりします。



「さっそく普請にかかるがよい」徳川家康 真田丸
「さっそく普請にかかるがよい」

本多正信の口添えもあり、徳川家康も快諾しました。

【普請】
建築工事のこと。
現在でも「安普請」という言葉をつかうことがありますね。
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