真田丸・第11回「祝言」(6) 南蛮渡来(なんばんとらい)とはなんぞや?

信繁と梅の祝言に反対する母・薫はご立腹の様子 真田丸
信繁と梅の祝言に反対する母・薫はご立腹の様子



薫がなにやら書いているのは手紙ではなくお経 真田丸
ところで、薫がなにやら書いているのは手紙ではなくお経です。


写経 真田丸
よく見ると、手前にお手本を置いているのがわかります。
つまり写経ですね。
写経とは今でもある行為ですが、お経を書き写すことで、心を落ち着かせたり、宗教への信心を深めようとする行為。
つまり、薫さんは梅と信繁の祝言問題のイライラを写経によって落ち着かせようとしていたシーンなのですね。


「このようなものを見つけました」矢沢三十郎頼幸
「このようなものを見つけました」

そこへやってきたのは矢沢三十郎。
もちろん、お母様のご機嫌を取ろうとする信繁の策です(笑)


人気のユリ
今では観賞用として人気のユリですが、当時は食用か薬用として使われることが多かったようです。


「そういう優しいところでもあるのですね・・・」薫 真田丸
「そういう優しいところでもあるのですね・・・」

信繁の作戦通り、まんざらでもない様子の薫さま(笑)
ただし、花の綺麗さではなく、食用として喜んでいたのかも(笑)





ユリを生ける薫 真田丸
失礼。
いけてましたね。
観賞用だったようです(笑)


天井裏から、なにやら怪しげな煙を部屋に流す佐助 真田丸
天井裏から、なにやら怪しげな煙を部屋に流す佐助。
当然、これも信繁の策でしょう(笑)


「母上、梅とのこと、あらかじめご相談も致さず、申し訳ございませんでした」真田信繁 真田丸
「母上、梅とのこと、あらかじめご相談も致さず、申し訳ございませんでした」

こうして準備万端で信繁が登場。


「わたくしも少し頑なになりすぎたのかも・・・」薫 真田丸
「わたくしも少し頑なになりすぎたのかも・・・」

なかなか効果てきめんですね(笑)


結局天井裏の佐助が見つかってしまいました 真田丸
しかし、結局天井裏の佐助が見つかってしまいましたね(笑)


「火を灯すと、いい匂いのする南蛮渡来の油があるのです」真田信繁 真田丸
「火を灯すと、いい匂いのする南蛮渡来の油があるのです」

仕方なく、信繁はネタばらし(笑)
ところで南蛮渡来ってなんでしょうか?




【うんちく解説:南蛮渡来とは?】

南蛮渡来とは「南蛮」から「渡り来た」ということ。
つまり、「南蛮からの輸入品」ということですね。

南蛮とは、主にポルトガル
南蛮とは、主にポルトガルのこと
当時、遥かヨーロッパから船で旅をして、貿易などをしていました。


sanadamaru996.jpg
少し話は飛びますが、日本のお隣の国・中国では、中華思想というものがあります。
簡単に言うと、中国が世界の中心で、それ以外は野蛮という考え方です。
このため、中国以外の地域を「東夷(とうい)」や「南蛮(なんばん)」などと蔑称で呼びました。
東夷は東の蛮族。
南蛮は南の蛮族。
といった意味です。
日本は中国の影響を強く受けていましたので、この言葉も受継いでいるわけですね。
もっとも、中国から見れば、
日本自体が東夷なわけですけど(笑)


世界地図
では、日本の西側にあるポルトガルをなぜ南蛮と呼んだのでしょうか?


アジア地図
これは船の航路の都合で、南蛮人たちが南からやってきたからですね。


南蛮人
南蛮人が日本に来るようになったのは、戦国時代になってから。
つまり、当時の日本人にとって、目新しいく、珍しい文化やモノを持ってくる自分たちとは容姿が全然違う不思議な存在だったのです。


ブーツで登場のこの方 真田丸
このドラマでも、織田信長がブーツを履いて登場しましたね。
これも南蛮渡来のものです。
中国の文化の影響で「南の蛮人」と呼んでする日本人ですが、珍しく進んだ文化やモノを持ってくる南蛮人は、当時の感覚としても蛮人では無かったでしょう。
もちろん、見慣れない容姿などに警戒心はあったにせよ、ちょっとした憧れも入り混じった感情だったはずです。


日本人のヨーロッパ好き
日本人のヨーロッパ好きは、この当時から始まっていたようです。

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