真田丸・第12回「人質」(10) 神事・鉄火起請(てっかぎしょう)。政治とはもともと神頼みだった??

「鉄火起請(てっかぎしょう)??」真田信繁 真田丸
「鉄火起請(てっかぎしょう)??」

直江津の浜に出てみると、なにやら聞き覚えのない儀式がおこなわれるとのこと。






鉄火起請 真田丸
ナレーション
「神の判定を仰ぐ儀式である」

ルールは火で熱した鉄の塊を手で持ち運び、所定の位置まで運んだ方が勝ちというもの。
まあ、だいたいのルールはドラマで語られていたので、ここではそれ以外の話を少々・・・


sanadamaru1108.jpg
まるで作り話のようなお話ですが、鉄火起請は実際に行われていた儀式です。
熱した鉄などを手で持てば、当然、大やけどを負ってしまいます。
鉄火起請の代表者となってケガをした者は、その後、村で治療や生活の面倒を見るのがルールでした。


真田信尹のワナにはまり、磔(はりつけ)にされた春日信達 真田丸
逃げると処刑されることもあったとか・・・


鉄火起請をする人 真田丸
ドラマでも、鉄火起請をする人は、この紙を持っています。
以前、真田丸にも出てきたのを覚えている方もおられるのでは?


「ありがたいことじゃ」春日信達 真田丸
そう、春日信達が貰っていた起請文の裏ですね。
つまり、焼けた鉄を素手で直接持たないための保護シートではなく、約束を守らなかった場合は、地獄に落ちるという意味なわけです。

春日信達が貰った起請文(きしょうもん)とはなんぞや?参照



sanadamaru1110.jpg
鉄火起請以外にも、熱湯の中から石を拾わせる湯起請というのもありました。
法整備が整っていない戦国時代では、このような神判などという不確かなもので判断することも少なくありませんでした。
これでダメなら暴力で決めるしかないですからね。

大名が民の訴えを直に聞くなど聞いたことがないのは事実なのか?参照


大名・上杉景勝 真田丸
このドラマでは、一度も使われていない言い回しではありますが、そもそも政治とは「まつりごと」と言います。


卑弥呼
政治の始まりは、神事との垣根が殆ど無かったのですね。
例えば日本史でもっとも古い名前の分かっている政治家は卑弥呼ですが、卑弥呼は巫女でした。
何か問題があった場合は、よく調査して、物事を判断するというより、神にお伺いを立てて、政治的決定をしていたわけです。
時代を経るにつれて、こういった神頼みは無くなっていきますが、その名残もやはりあったわけです。




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