真田丸・第13話「決戦」(6) きりちゃんの「おっぱいぐらい誰かいるんじゃないの?」発言は、当時としては常識だった

「さあ、すえ~お乳の時間ですよ~」梅 真田丸
「さあ、すえ~お乳の時間ですよ~」

戦場を駆け抜けて、わざわざお乳をあげに戻ってきた梅ちゃん。




「おっぱいぐらい誰かいるんじゃないの?」きり 真田丸
「おっぱいぐらい誰かいるんじゃないの?

この様子に呆れたきりちゃんの発言です。
現代人にはちょっと分かりにくい感覚ですよね。


「乳母(うば)の乳で育てると、自分になついてくれないのではと・・・」薫 真田丸
乳母(うば)の乳で育てると、自分になついてくれないのではと・・・」

同じく自分の乳で子供たちを育てた薫様。


「あなたの香(こう)の匂いしかしません」おとり 真田丸
ここでいっている「うば」は姥(うば)でなく、乳母(うば)です。
姥は単に老婆といった意味ですが、乳母は子育て用の召使いで、母親の代わりにおっぱいもあげていました。



乳母
薫様の言う「乳母の乳で育てると、自分になついてくれないのではと・・・」という感覚は現代人にもよくわかりますが、当時の常識から言うと少し外れていたりします。
身分の高い人は「子育てのような雑用をすべきではない」という身分意識と、専門の乳母に育てて貰ったほうが、教育上もいいという考え方があったようです。


自らお乳をあげる梅ちゃん 真田丸
真田家ほどの家であれば、梅ちゃんのように自らお乳をあげるより、乳母を雇う方が常識的だったかと思われます。
きりちゃんが「おっぱいぐらい誰かいるんじゃないの?」と言っていたのは、そういうわけだったのですね。



この乳母の制度が無くなったのは、実はコレ、粉ミルクのせいだったりします。
粉ミルクのおかげで、乳母に頼らなくても、代替え品を用意できるようになりました。
この結果、乳母の制度は現代ではほぼ皆無になったというわけですね。


「やはり、自分の乳をあげたいですものね」梅 真田丸
「やはり、自分の乳をあげたいですものね」

という、梅ちゃんの感覚は、当時としてはやや珍しかったというお話でした。
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