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真田丸・第16回「表裏」(6) 秀吉の状態と九州平定の予定を地図で見ておこう。

「九州は海を隔てた遠方の地でございます。お味方総出となれば、その隙に、徳川や北条が良からぬことを企むかもしれません」石田三成 真田丸
「九州は海を隔てた遠方の地でございます。お味方総出となれば、その隙に、徳川や北条が良からぬことを企むかもしれません」

いよいよ、秀吉は九州討伐を決意。
石田三成が寧に状況を説明しています。




当時の関東の状況 地図
当時の関東の状況はこんな感じです。
青枠の上杉は降伏してきているので、ひとまず安心でしょう。
問題は何と言っても徳川家。
直接領地が接しています。
北条は直接なにかできるわけではないでしょうが、徳川家と手を結んで、秀吉に攻撃してくる可能性は十分にあるでしょう。


大谷吉継の娘は信繁に嫁ぐ 真田丸
この地図をみれば分かる通り、秀吉にとって東の脅威は、とりあえず徳川家ということになります。
ましてや小牧長久手の戦いでは、秀吉にとって勝てなかった相手です。
ですので、信繁がなんと言おうとも、徳川家が秀吉ではなく、真田を攻めてくれるのはありがたいでしょうね。
真田を攻めている間は、秀吉の領地に攻めてくる余裕は無いでしょうから。


秀吉に拝謁できた上杉景勝 真田丸
またこの配置をみれば、上杉景勝をやたらとおだてて「東の要(かなめ)」と持ち上げた理由もよくわかります。
上杉家が徳川家を抑えてくれれば、その間に安心して九州に主力部隊を送ることができますから。


「だからワシは行かぬこととした」羽柴秀吉 真田丸
「だからワシは行かぬこととした」

徳川家・北条家の動向が気になるので、秀吉は大阪で急に備えるとのこと。その代わり・・・





「中国の毛利、四国の長宗我部(ちょうそかべ)・・・」羽柴秀吉 真田丸
「中国の毛利、四国の長宗我部(ちょうそかべ)・・・」

新たに秀吉に従った大名たちに攻撃させることのこと。


名政治家の羽柴秀長 真田丸
そしてそれを率いるのは、弟の秀長。
この状況を地図で確認すると・・・


九州平定攻撃の様子・地図
こんな感じ。
秀吉はまるで新しい発見のような口ぶりでこれを言っていますが、戦国時代において、降伏して家来になった大名が、目の前の新たな敵とたたかう場合に狩り出されるのはむしろ当然なのですけどもね。


大納言の官位をもらった羽柴秀長 真田丸
今回目新しいのは、秀吉が本隊を率いずに、秀長が率いること。
秀吉は東の徳川・北条が気になるので大阪に残ると言っていますが、向こうが仕掛けて来ないかぎり戦う気は無いので、よほどのことがない限り、事実上「何もしない」と言っていることになります。
ですので・・・


「どうだ良い策だろ?」羽柴秀吉 真田丸
「どうだ良い策だろ?」

というほどのことでは無かったりします(笑)


「大友、龍造寺(りゅうぞうじ)、秋月、阿蘇、早良(さわら)、そして島津・・・」羽柴秀吉 真田丸
「大友、龍造寺(りゅうぞうじ)、秋月、阿蘇、早良(さわら)、そして島津・・・」

九州の大名がどんどん降伏してくるはずだから、その人質の世話を寧に頼むという秀吉。




州の大名の配置 地図
おそらくドラマではほとんど描かれないでしょうから、あまり意味は無いのですけど、秀吉が名前を挙げた九州の大名の配置はこんな感じ。
もっとも、この時は島津家の力が強く、九州を統一してしまいそうな勢いでした。


大友と島津の一騎打ち 地図
秀吉が挙げた大名のほとんどは既に島津家に降伏しており、事実上、大友と島津の一騎打ちの状態。
地図を見るだけでも、大友家が厳しいのはお分かりいただけるかと思います。
このため、大友家は秀吉に助けを求めました。
今回の九州への出兵は、この大友家の援軍要請から始まっているのです。


「面倒見たってくれるかな?」羽柴秀吉 真田丸
「面倒見たってくれるかな?」

戦いの勝敗より、勝ったあと、人質の世話を心配している秀吉。
余裕なのであります。
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テーマ : 真田丸
ジャンル : テレビ・ラジオ

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