真田丸・第18回「上洛」(13) 真田を与力にして、大喜びの徳川家康。しかし、これは家康・秀吉・昌幸も納得の妥協案だったのでは?というお話

「関白殿も味なことをしてくれるのぅ」徳川家康 真田丸
「関白殿も味なことをしてくれるのぅ」

宿敵・真田昌幸を与力にして、ご満悦の徳川家康。



「ワシはどこで間違ごうた・・・」真田昌幸 真田丸
「ワシはどこで間違ごうた・・・」

一方、宿敵・徳川家康の与力にさせられた真田昌幸は落胆しております。


組下大名として徳川家康に挨拶する真田昌幸 真田丸
与力として徳川家康に挨拶する真田昌幸。
真田丸をここまで見られていた方なら、この展開に胸くそ悪い思いをされているかもしれませんね。


真田昌幸を組下にして大喜びの徳川家康 真田丸
しかし、徳川家康は真田昌幸を与力に出来たことを本当に喜んでいたのでしょうか?
「真田昌幸も理解していない「与力(よりき)」ってなんだ?」で解説したように、真田昌幸が与力になったとしても、それは徳川家康の家来になったということではありません。


「待てと言われたら、待つしかあるまい・・・」徳川家康 真田丸
むしろ、徳川家康としては、真田家が与力になったことで、真田家を攻めることが出来なくなったのです。
上田城を詐欺同然に奪われて、先日上田城の戦いでは負けるという屈辱を味わった相手をもう倒すことは出来ないのです。


「徳川殿、久しぶりでござるな」豊臣秀吉 真田丸
また、特に資料があるわけではありませんが、真田家が徳川家の与力になったタイミングを考えると、この話は家康と秀吉の間で、既に話し合われていたことだったのではないかと想像します。


「何故にこの陣羽織を・・・」豊臣秀吉 真田丸
秀吉としては、ただでさえ領地の広い徳川家康にこれ以上、力を持ってほしくなかったはずです。
徳川家康が力を持ちすぎると、家来として仕えさせることが難しくなりますからね。


「家来ではない。寄騎だ。力を貸すのだ」石田三成 真田丸
このドラマでも今後描かれていくことかと思いますが、石田三成など秀吉の家来は、家来というには大きい領地を持っている徳川家康を既に警戒しています。
おそらく徳川家康を家来にすると覚悟を決めた時点で、徳川家をどう抑えこむかを検討していたはず。




「気に入らん!!大名の座とは、力ずくで勝ち取るものではないのか」真田昌幸 真田丸
そういう意味で、徳川家康に上田城の戦いで勝利し、しかも仲のよくない真田家は利用価値があったはず。
そんなわけで、秀吉としては、真田家を潰したくなかったのではと想像します。


「まあ、そう申すな」徳川家康 真田丸
ですが、それでは徳川家康としては納得しがたいですよね。
ということで、とりあえず与力として真田家を徳川家康の下に置くことで説得したのではないでしょうか。


「勝った!!」真田昌幸 真田丸
また、このドラマでは、上杉景勝がやたらといい人に描かれていますが、真田昌幸としては、真田家を独立した大名にしたかったので、上杉家から離れたかったようです。
ですので、秀吉の家来になり、大名として認められることは、むしろいい話でした。


真田昌幸を組下にして大喜びの徳川家康 真田丸
ということで、一時的に徳川家康の下につくことになっても、事実上は秀吉の家来になれる今回の話は、真田家としても妥協案としては申し分のないものだったのではないでしょうか?
もし、徳川家康の与力にならないで、独立した場合、上杉家からどんな嫌がらせを受けるかわかりませんからね。


第18回終了 真田丸
まあ、この顔を見る限り、あまり納得していないようですが(笑)
ということで、第18回終了です。
まだ次回、放送後に・・・



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