真田丸・第20回「前兆」(3) 帝が来たらなにが凄いの?秀吉が行幸イベントをした理由

後陽成天皇行幸 真田丸
ナレーション
「後陽成天皇(ごようぜいてんのう)が、聚楽第を訪れた」

秀吉の建てた聚楽第に天皇が挨拶に来ました。
天皇が御所から出て外出することを行幸といい、これは「ぎょうこう」とか「みゆき」とか言います。
今回は聚楽第に行幸されたということになります。



「次に帝が行幸(みゆき)されるときは、私もなにかお手伝いいたしまする」茶々 真田丸
「次に帝が行幸(みゆき)されるときは、私もなにかお手伝いいたしまする」

と、茶々さんが言ってましたが、これものそのこと。


sanadamaru1784.jpg
現在でも、たま~にニュースで使われることも・・・。



後陽成天皇の前で臣従を誓わせる豊臣秀吉 真田丸
ナレーション
「大名たちはの前で秀吉に忠誠を誓う形になった」

【帝(みかど)】
天皇のこと。
他にも天子(てんし)などと呼ぶことも。

ということで、秀吉の狙いはコレ。
帝の権威を利用して、大名たちに臣従を誓わせることです。


後陽成天皇聚楽第行幸図 堺市博物館蔵
それだけに出来るだけ派手にやる必要があり、街を上げて、国を上げての大イベントとして実行しました。
おそらく日本史上一番派手な行幸ということになるでしょう。
※後陽成天皇聚楽第行幸図 堺市博物館蔵






正親町天皇
元々アジアの文化として「偉い人は顔を見せない」という考え方があります。
天皇や公家が人と会うときに、御簾(みす)で顔を隠しているのはそういった理由です。
姿を見ぜず、肉声も聞かせない。
だからこそ尊いという考え方がありました。
だからこそ御所から一歩も出ないのです。
当時の帝の生涯とは、御所で寝起きし、御所で生活し、外出はほとんどしません。


誓紙を差し出す豊臣秀吉 真田丸
それだけに帝に行幸いただくということは、わかりやすく名誉なことなのであります。
あの、一生御所から出ないはずの帝がわざわざ出向いて挨拶に来るほどの人、ということです。



後陽成天皇
余談ですが、天皇が死去された場合、土葬されることになっています。
後陽成天皇は史上最後の火葬された帝なんだとか・・・。


平成天皇 行幸
今の帝は、ご自身の死後、火葬にすることを決めておられ、もしそうなれば400年ぶりということになりますね。


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