真田丸・第21回「戦端」(1)徳川家康の説明する北条氏政を補足説明

「北条にも弱ったものですなぁ・・・」徳川家康 真田丸
「北条にも弱ったものですなぁ・・・」

徳川家康を家来にした豊臣秀吉でしたが、今度は北条家が上洛をしぶっているとのこと。
秀吉に問われた家康は、北条氏政について解説を始めます。



「早雲(そううん)より数えて4代目・・・」徳川家康 真田丸
早雲(そううん)より数えて4代目・・・」

早雲というのは、北条家の初代・北条早雲のこと。


北条早雲肖像画
残っている肖像画は、お坊さんのようですが、元々は前歴不肖の一般人で、そこから大名にまで出世した戦国時代を代表する成り上がりな方です。
そういう意味では、百姓出身から出世した秀吉の先輩とも言えるでしょう。
北条家はこの早雲さんからスタートし、現在は4代目の氏政さんということです。
※コメントでご指摘いただきましたが、最近では、それなりの身分の出身という資料が出てきて、素浪人出身というこれまでの定説が変わっているようです。


「関八州(かんはっしゅう)の覇者たる誇りと自信を一人で背負い込んだような男でございます。」徳川家康 真田丸
関八州(かんはっしゅう)の覇者たる誇りと自信を一人で背負い込んだような男でございます。」


関八州は・・・


関八州 地図
上野、下野、武蔵、常陸、相模、下総、上総、安房のこと。
北条家の領地は、この関八州をほぼ全て網羅しています。
ただし、完全にこの関八州を支配できているわけではありません。


沼田城 真田丸
例えば、ドラマでも度々触れられ、今回も焦点の一つとなる沼田城ですが、これは上野(こうずけ)にある城。
このドラマの時点では、沼田城は真田家が支配しているわけですから、これだけでも北条家が関八州を完全支配しているわけではないことがお分かりいただけるかと思います。


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伊勢新九郎盛時

北条早雲は桓武平氏の流れを汲む名門備中伊勢氏の出で
当時9代将軍候補とされた足利義視の申次衆を務めた
幕府の高級官僚という経歴の持ち主であり
一般人でも成り上がりでもないですよ。
秀吉はおろか家康(松平家)よりも格上ではないでしょうか。

Re: 伊勢新九郎盛時

> 北条早雲は桓武平氏の流れを汲む名門備中伊勢氏の出で
> 当時9代将軍候補とされた足利義視の申次衆を務めた
> 幕府の高級官僚という経歴の持ち主であり
> 一般人でも成り上がりでもないですよ。
> 秀吉はおろか家康(松平家)よりも格上ではないでしょうか。

ご指摘頂いて調べた所、幕府の申次衆出身というの説が有力になっているようですね。
そういう話が出てきているのは知っていましたが、そちらのほうが有力になっているとは!!

小説「早雲の城」にハマった私としては、かなりイメージが狂いました(汗)

ということで、本文にも補足を加えました。
早雲のことは、個人的に興味の惹かれるテーマではありますが、ここで深く触れるのは本旨ではないので、ここでは補足を加えるに留めることとします。

ご指摘ありがとうございます。


No title

すみません。上記のコメントを書き込んだ者ですが、
足利義視の申次衆と記述しましたが、足利義視ではなく
足利義尚の申次衆という説が現在では有力のようです。
訂正させて頂きます。申し訳ありませんでした。

Re: No title

> すみません。上記のコメントを書き込んだ者ですが、
> 足利義視の申次衆と記述しましたが、足利義視ではなく
> 足利義尚の申次衆という説が現在では有力のようです。
> 訂正させて頂きます。申し訳ありませんでした。

いずれにせよ、幕府の重役、またはその縁者という説が現在は有力のようですね。
司馬遼太郎の小説、箱根の坂は、伊勢新九郎がただの素浪人ではないという設定で書かれていましたが、今はそちらのほうが有力になっているとは。
しかも、ここ数十年でかなり研究が進んでいるようですねぇ。
日々、常識とされていたことが否定されるのも歴史の面白さではあります。
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