真田丸・第22回「裁定」(6)名胡桃城にお墓が無かったのは史実なのか?

「余計なことをしてくれたな。お陰で算段が狂った」石田三成 真田丸
「余計なことをしてくれたな。お陰で算段が狂った」

審議では真田家が正しいという結論が出ましたが、石田三成は不服でした。
石田三成としては、沼田城を北条家に引き渡すことで、氏政を上洛させて、豊臣家の家来にしたかったのですから。



「このとおりだ」頭を下げる石田三成 真田丸
「このとおりだ」

沼田裁定がどうであれ、真田家からすると、沼田城を引き渡すことは理不尽だったでしょう。
沼田城の引き渡しを求める石田三成としては、頭を下げるしか無いといったところでしょうか。



「沼田と同じだけの領地を真田に引き渡すよう、徳川に掛け合うつもりでいる」石田三成 真田丸
「沼田と同じだけの領地を真田に引き渡すよう、徳川に掛け合うつもりでいる」

さすがに悪いと思ったのか、こう言う石田三成ですが、昌幸は「沼田に代わる土地など無い、いらぬ心遣いでござる」と断っています。
しかし・・・


お父さんは策が上手くいってニッコリ 真田丸
実はちゃっかり代替え地を徳川家から貰うことになります(笑)
まあ、沼田と匹敵するだけの石高(米の取れ高)では無かったですけど、一応、補償はちゃっかりしてもらっているわけです(笑)


「沼田の外れにある名胡桃(なぐるみ)には、我が真田家の代々の墓がござる。あそこだけは渡すことはできません」真田昌幸 真田丸
「沼田の外れにある名胡桃(なぐるみ)には、我が真田家の代々の墓がござる。あそこだけは渡すことはできません」

更に墓があるので、名胡桃城だけは譲れないと主張する真田昌幸。


「あとは殿下のご上意(じょうい)に従うのみでござる」真田昌幸 真田丸
「あとは殿下のご上意(じょうい)に従うのみでござる」

【上意】
主君・支配者の意見、または命令。





「名胡桃にご先祖さまが眠っておられるとは知りませんでした・・・」真田信繁 真田丸
「名胡桃にご先祖さまが眠っておられるとは知りませんでした・・・」

という信繁に昌幸はでまかせに決まっておるではないか」と言い放ちました(笑)
このドラマのような経緯での発言かはともかく、沼田城の引き渡しを命じられた昌幸が「名胡桃に真田家の墓がある」ことを主張して、引き渡しを渋ったのは史実です。


真田家の菩提寺として残っている長国寺
現在でも真田家の菩提寺として残っている長国寺は信濃にあるお寺。
この寺は真田昌幸のお父さんが作った寺でして、当然、この時点でもあるわけでして、上野(こうずけ)にある名胡桃とは位置が違いすぎますよね(笑)


名胡桃城跡
また名胡桃城は武田勝頼の命令で真田昌幸が作った城です。
築城したのは1579年でして、せいぜい10年ほど前です。
そこに先祖代々の墓があったとは考えにくいですね(笑)


真田家の領のある小県(ちいさがた)とはすぐ近く 真田丸
真田家は代々、信濃の小県(ちいさがた)の武士でしたから、上野にある名胡桃周辺に墓を作っていたといったことは、おそらく無かったはずです。
つまり、ドラマの昌幸同様、史実の昌幸も、一発かました可能性が高いですね。
※それはまあ、縁者の墓が一つか二つはあったかもしれませんけどね。


「なんか言ってやらんと悔しくてな」真田昌幸 真田丸
「なんか言ってやらんと悔しくてな」

ええ・・・(笑)



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