真田丸・第23回「攻略」(4)石田三成考案の北条攻めを地図付きで解説

「こたびの戦では、軍勢を大きく二手に分ける策で参りまする」石田三成 真田丸
「こたびの戦では、軍勢を大きく二手に分ける策で参りまする」

今回の北条攻めを説明する石田三成。



地図 東海道を通って小田原城 真田丸
「大納言様(豊臣秀次)は本軍を率い、東海道から小田原城に向かっていただきます」

東海道から小田原城に向かう経路はこんな感じ。


「一方、上杉殿は前田利家殿と東山道で合流。その後、上野(こうずけ)、武蔵(むさし)の北条方の城を残らず落としていただきたい」地図 真田丸
「一方、上杉殿は前田利家殿と東山道で合流。その後、上野(こうずけ)、武蔵(むさし)の北条方の城を残らず落としていただきたい」

前田利家の本拠地は加賀ですので、越後が本拠地の上杉景勝とこんな感じで合流して、北条家に攻め込んでくれって言っているわけですね。
水色で囲ったのが北条家の領地です。


石田三成の小田原征伐 真田丸
石田三成の言った状況を合わせるとこうなります。
う~んゴチャゴチャしてわかりにくいですね(笑)


豊臣家と北条家の領地 真田丸
これを勢力図で分けるとこうなります。
徳川家康・上杉景勝といった東の有力大名を家来にした豊臣家が圧倒的であることがお分かりいただけると思います。
地図で表示出来ていない、中国地方・四国・九州も全て豊臣家の家来になっている状況です。
また、こうしてみると、北条家の本拠地・小田原城が豊臣家の領地に接する位置にあることがお分かりいただけると思います。
ですので・・・


「総大将は近江中納言秀次様」石田三成 真田丸
豊臣秀次率いる本隊16万がいきなり北条家の本拠地・小田原城を包囲して・・・





上杉景勝・真田昌幸 忍城近くにて 真田丸
上杉景勝・真田昌幸、そしてドラマでは名前だけの出演の前田利家ら3万5000人程度が、本拠地以外の城を落としていくという作戦だったわけですね。


△マークは北条家の城 真田丸
ややわかりづらいですが、ドラマに出てきた地図には、よくみると△マークが無数に書かれています。
これらは北条家の城です。
戦国時代の当時は、各地に大小様々な城が造られていたのです。
こういった城を落としていくのが上杉景勝らの目的です。


秀吉の家来たちを集めて軍議 真田丸
今回の作戦会議は京都にある聚楽第で行われていますが、ここに20万の大軍が集まったというわけではありません。
集められたのは、大名など兵の指揮を取る主要人物のみです。
東の北条家を攻めるのに、西の京都で全軍集まっていては、不経済ですからね。


軍議終了で解散 真田丸
作戦会議を終えた武将たちは、各自自分の領地に戻り、割り当てられた役割に応じて、出陣の準備をすることになります。


石田三成の小田原征伐 真田丸
ですので、前田利家は本拠地の加賀より、上杉景勝は本拠地の越後より出陣する前提の作戦となっているわけでした。
ドラマでも、徳川家康の与力である真田家が、地理上の都合で上杉家に付けられることになりましたが、これはそれぞれの領地から出陣する都合を考えれば、当然の手配だったのです。




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