真田丸・第23回「攻略」(12)氏直が主張する坂東武者の底力とは?

「流石は秀吉。蟻の這い出る隙間もないとは、このことじゃ・・・」北条氏政 真田丸
「流石は秀吉。蟻の這い出る隙間もないとは、このことじゃ・・・」

包囲された北条氏政は、秀吉軍の包囲の完璧さに感心しています。
さすがにこれ程の大軍に城を囲まれたことは無いでしょうからね。



「父上。ここは討って出て、坂東武者(ばんどうむしゃ)の底力を・・・」北条氏直 真田丸
「父上。ここは討って出て、坂東武者(ばんどうむしゃ)の底力を・・・」

息子の氏直は、この状況を打開するために、城から出て戦おうと主張しようとしますが、伊達政宗の援軍を期待する父・氏政は「いや、籠城じゃ」と否定します。
ところで、氏直の言っている坂東武者とはなんでしょうか?


坂東武者
坂東武者は関東の武士という意味です。
坂東は関東という意味とほぼ同義語なのですが、この坂東武者という言い方をするとき以外は、あまり聞いたことが無いです。


源頼朝(みなもとのよりとも) 
また戦国時代の武士を坂東武者と呼ぶことは、あまりありません。
どちらかと言うと鎌倉時代の言い方です。
鎌倉時代ということは、ドラマの時代からすると、400年ほども昔のことになります。
※画像は大河ドラマ「平清盛」の源頼朝



源頼朝
源頼朝は、父を殺されて浪人同然の身に落ちていましたが、関東で兵を挙げて、坂東武者の力を借りて逆襲し、最終的には鎌倉幕府を作るに至ります。
鎌倉幕府の本拠地、鎌倉もまた、関東にあるわけで、まさに坂東武者によって支えられた政権であったことが分かりますね。
※画像は大河ドラマ「平清盛」の源頼朝


坂東武者
東京という大都市を持つ現代人には、わかりにくい感覚ですが、当時は関西こそが都会で、関東は田舎でした。
ですので、坂東武者という響きには、田舎の・・・屈強の・・・野蛮な・・・強い・・・というものが混じっています。


北条氏直 真田丸
戦国時代の関東の武士を坂東武者と呼ぶのは、やや時代錯誤な感じがありますが、勇ましさを連想するので、戦国武将が「坂東武者の血を引く我々」といった表現をすることは、ありえなくはないでしょう。
今でも、スポーツの日本代表をサムライジャパンと言ったりしますが、私の知る限り、あの中に武士はいません。
なでしこジャパンには・・・。
大和撫子がいるのかも知れませんが(汗)

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