真田丸・第23回「攻略」(13)強気の条件を出す北条氏政。しかし、北条家が助かる道はもう無かったという話

小田原評定 真田丸
5月に入っても、小田原城は秀吉軍に包囲されたままで、為す術がない状態。
北条家の家来たちは、集まって軍議を繰り返すものの、これといった結論は出ません。






板部岡江雪斎 真田丸
これには、今年の知名度上昇度ランキング1位であろう板部岡江雪斎(いたべおかこうせつさい)もウンザリの様子。
この北条家のいつまでも結論が出ない軍議のことを小田原評定と言い、そこから転じて、長々と結論の出ない会議のことを小田原評定というようになります。
最近はあまり聞きませんが、昭和までは使われていたように思います。


北条氏政 真田丸
「ワシが誰より怯えていたは、家臣たちの士気に関わるでなぁ・・・」

北条氏政も、スッカリ弱っている様子。


「徳川も上杉も秀吉の元で本領を安堵されております」板部岡江雪斎 真田丸
「徳川も上杉も秀吉の元で本領を安堵されております」

ここに至って板部岡江雪斎は、徳川も上杉も許されたのだから、北条家も許されると主張して、降伏を勧めています。
氏政は抵抗するも、板部岡江雪斎に「早雲公以来の名家、北条家を滅ぼされるおつもりか!!」と言われ・・・
北条早雲については徳川家康の説明する北条氏政を補足説明をご覧ください。

【本領】
代々所有している領地。


「従いはしよう。だが今後、北条は上杉と同等の扱いとされるべし。本領は安堵。以後も豊臣家の重臣として丁重に扱うように」北条氏政 真田丸
「従いはしよう。だが今後、北条は上杉と同等の扱いとされるべし。本領は安堵。以後も豊臣家の重臣として丁重に扱うように」

と、折れました。
ただ、これは板部岡江雪斎が「さすがにムシが良すぎるかと・・・」と言うまでもなく、物理的に不可能なことです。



「関八州をやる代わりに江戸に移って貰うから。駿河や三河はもういらんだろ?」豊臣秀吉と徳川家康 真田丸
ことは既に秀吉の感情の問題だけではなくなっています。
というのも、既に20万を超える兵士をこの戦いに動員しているからです。


眞田信幸 合戦 戦い 真田丸
「北条家攻撃の陣立て。あの表には何が書いてあるのか?」にも書いたように、戦国武将たちは、基本、自費でこの戦いに参加しています。
戦いに参加した武将たちの報酬は活躍に応じて与えられる恩賞でして、武士の恩賞とは、基本的に領地のこと。


「関東の連れ小便として語り継がれるようぞ・・・」豊臣秀吉が徳川家康を誘い立ち小便。それを護衛する真田信繁 真田丸
またドラマで描かれているように、秀吉は北条家を滅ぼした後、今の領地と交換に北条家の領地を与える約束もしています。
つまり、北条家が滅びた後、北条家の領地には徳川家康が入り、徳川家康の領地だった土地を恩賞として武将たちに分け与えるということが、基本構想としてあったはずです。


眞田信幸 合戦 戦い 鉄砲 真田丸
合戦をする前ならともかく、一度戦いが始まってしまえば、総大将としての秀吉は、その部下に領地を分け与える使命が発生してしまっていることになります。
したがって、北条家の領地がそのまま残される可能性は、既に皆無だったと言っていいでしょう。


板部岡江雪斎と北条氏直 真田丸
板部岡江雪斎が言うように、二人の命を助けるというのがギリギリの線といったところだったのです。

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