真田丸・第24回「滅亡」(2)千利休とお魚マーク。北条家への武器密売は史実なのか?

「よう、抜け抜けとワシの前に姿を表したな」北条氏政 真田丸
「よう、抜け抜けとワシの前に姿を表したな」

北条氏政に対面を果たした真田信繁ですが、あっさりと取り押さえるられてしまいます。
真田家と北条家は因縁の中。
そもそも真田家の名胡桃城を攻撃したことから、この小田原城の包囲も始まっているわけで、氏政からすれば、事の発端は真田家にあると思っていたことでしょう。





「私は豊臣の使者として参ったのです」真田信繁と北条氏政 真田丸
「私は豊臣の使者として参ったのです」

【使者(ししゃ)】
命令・依頼を受けて、それを伝達する者


屋根裏からみる佐助 真田丸
この様子を屋根裏からみる佐助。
佐助に氏政を暗殺させれば、すぐにでも戦争が終わる気がしますけどもね(笑)


「ついに東国の覇者にはなれなんだ・・・」北条氏政と真田信繁 真田丸
「ついに東国の覇者にはなれなんだ・・・」

信繁から味方の城が次々と落ちている状況を聞き、肩を落とす氏政。


蔵に立ち寄った信繁は、鉛の塊を発見 真田丸
氏政との会見後、再度、小山田茂誠のいる蔵に立ち寄った信繁は、鉛の塊を発見します。
茂誠が言うように、当時は、鉄砲の玉を作るのに鉛を使いました。


sanadamaru2077.jpg
鉛を熱で溶かし矢床(やっとこ)に流し込んで玉の形にして、鉄砲玉として使っていました。
当時の鉄砲は、現在の銃ほど、玉の形状や重さにうるさくなく、だいたい一緒であれば飛んだので、手作りで作ることも多かったようですね。
※ただし命中精度は物凄く悪いです。


鉛にお魚マークを発見 真田丸
その鉛にお魚マークを発見する信繁。





「小田原城の蔵の中にあったものです」真田信繁と大谷吉継 真田丸
「小田原城の蔵の中にあったものです」

このことを大谷吉継に報告する信繁。
テロップでは大谷刑部(ぎょうぶ)となっていますが、刑部は官職です。


「利休は北条にも鉛を売り付けていたのか」大谷吉継と真田信繁 真田丸
「利休は北条にも鉛を売り付けていたのか」

と驚く大谷吉継。


千利休 真田丸
本来、商人である千利休が、どこになにを売ろうが勝手という気もしますが、事はそう簡単ではありません。
千利休のような商人は、大名家に寄付をして資金援助の形で助ける代わりに、様々な特権を与えられています。
特権というのは、ある一定地域の独占的な販売権であったりとか、ある特定の商品の取り扱いを独占する権利などといったもの。


茶室を上から 真田丸
千利休だけでなく、当時の有名な商人は大抵、茶の湯を嗜んでいましたが、これも大名に近づくための手段の一つ。
今で言うと、社長さんたちに近づくためにゴルフを練習するようなものです。
権力者に近づき、特権を勝ち取るのは、商人にとって美味しい話だったのです。




千利休といえば茶の湯の道で有名な茶人 真田丸
千利休の場合、秀吉が天下人になるまでは、商人としては二流の人物でして、秀吉が引き立ててくれたおかげて、大商人になった人物。
上記の例で例えると、社長連中と知り合うためにゴルフを練習しているうちに、日本で一番のプロゴルファーになり、同じ趣味の大社長の秀吉に気に入られて、出入りの業者になったような話です。


千利休は魚屋さん 真田丸
それとこのお魚マーク。
千利休は魚屋さんでした。
そのために、マークがお魚になっているのでしょう。


「危ないところやったぁ・・・」逃げる千利休 真田丸
「危ないところやったぁ・・・」

すんでのところで逃げ出した千利休。
ここで逃げても、
あんまり解決していない気がするのですけどねぇ(笑)


千利休の切腹 真田丸
次回予告で千利休が切腹するシーンがあるのでお分かりかと思いますが、この後、千利休は腹を切ることになります。
おそらく、今回の鉛の件は、この切腹に繋がる伏線かと思います。


秀吉は非常に千利休を信用 真田丸
千利休が切腹を命じられること自体は史実ですが、その理由は不明で、戦国時代の謎の一つです。
ただ、北条家に武器を密売していたというのが理由とされるのは、私の知る限りでは初めてではないでしょうか。


千利休が秀吉・秀長兄弟に深く信頼されていた 真田丸
これが事実だとしたら「やりなはれ!!」と北条家との戦争をけしかけたのも、全て私欲のためであったということになり、これはいわゆる死の商人ということになります。
千利休ファンからクレームが来そうな設定ですけども、次回はどういったお話になるのやら。


千利休と茶々 真田丸
ただし、千利休は堺の商人。
堺は当時、南蛮貿易の窓口として、大量の鉄砲を取り扱っていたことも事実で、秀吉に近づいて、堺商人の代表格となっていた千利休が、北条家への武器密売に関わっていたとしても設定として無理があるわけではないということは付け加えておきます。
それにしたって、
お魚マークの商品を納品しなかったとは思いますけどもね(笑)


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