真田丸・第25回「別離」(1)なんの説明もなく登場した淀城について

淀城 真田丸
ドラマ開始早々、いきなりテロップだけで初登場の淀城
劇中、全く説明が無かったので軽く説明しておきます。




「天正14年、関白秀吉の息子・捨ては鶴松と名を改めていた・・・」 真田丸
淀城は、元々あった古い城を改築して、茶々さまの産所として作ったもの。
産所とは出産する場所のことです。
子供一人を生むためだけに、わざわざ城を造らせるとは、流石天下人です。


「いったい秀吉はいくつ城を持つつもりなのじゃ」徳川家康 真田丸
「いったい秀吉はいくつ城を持つつもりなのじゃ」

と、徳川家康がぼやくのも無理はありません。
秀吉の本拠地としては、既に大阪城があるのに、京都に聚楽第を作っています。
聚楽第は天皇を政治利用するために必要だったとしても、茶々さんが子供を生むための場所とか、知らんがなって話ですわな。


徳川家康 真田丸
しかも、こういった秀吉のための城を作る場合、基本的に秀吉は費用を出しません。
費用は秀吉の家来になった大名たちが持つのです。
これは、大名たちに金を使わせて、豊臣家に逆らう力を奪うための政略なのですが、当の使わさせられる方とすれば、ぼやきたくもなる話です。


「茶々さまも言い難いが、淀殿も舌を噛みそうだな」徳川家康 真田丸
「茶々さまも言い難いが、淀殿も舌を噛みそうだな」

この淀城が出来たことで、茶々さまを淀殿と呼ぶようになったと本多正信から聞き、さらに苦い顔の徳川家康。
一般的には、茶々さまはもちろん、淀殿より、「淀君(よどぎみ)」と呼ぶ言い方の方が有名です。


「何もおわかりでは無いのですね。お腹にヤヤコがいると、体中の滋養をその子がみんな吸い取って体の骨節が弱ってしまうのですよ」茶々 真田丸
淀君と「君」付で呼ぶのは、実は蔑称だという説もあります。
というのも、江戸時代、売春している女性を○○君と呼ぶ風習があったからでして、淀君という響きには、秀吉以外の男の種を受けて子供を産んだに違いないという蔑みの響きがあるというわけです。
※ただし、少なからず身分の高い人を○○君といった例もあるので、蔑称ではないという説もあり。


「今日は信長様?」茶々 真田丸
いずれにしましても、身分の高い人を呼ぶ場合、その建物や地域の名で呼ぶことが礼儀ですので、これからは茶々様ではなく、淀殿と呼ぶのが相応しいでしょう。
ドラマでどういう対応になるかはわかりませんが。

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