真田丸・第26回「瓜売」(4)朝鮮の役、序盤は圧勝の日本軍

「海を渡って、明国を攻め下す。唐入(からいり)じゃ」豊臣秀吉 真田丸
「海を渡って、明国を攻め下す。唐入(からいり)じゃ」

明国は当時の中国のこと。
唐(から)も中国のことです。
中国が唐と呼ばれていたのは、秀吉の時代からみても1000年近く昔のことですので、ひどく時代錯誤な発言ではあります。



「朝鮮と明を従えて、ワシは大王になるぞ~」豊臣秀吉 真田丸
「朝鮮と明を従えて、ワシは大王になるぞ~」

「明国(みんこく)に攻めこむ?アジアの地理を頭に入れておこう」でも書きましたが、当時の日本の船の事情で、直接中国に乗り込むのは難しく、このため陸地の近い朝鮮を通る必要がありました。
結果、朝鮮半島もついでに侵略してしまえってなったのでしょう。


「肥前(ひぜん)の国・名護屋に城を築き、朝鮮を渡る準備を始めた。全国から大軍が集められる。そこには真田の姿もあった」地図
肥前(ひぜん)の国・名護屋に城を築き、朝鮮を渡る準備を始めた。全国から大軍が集められる。そこには真田の姿もあった」

肥前は今の佐賀県ですから、もちろん、愛知県にある名古屋城とは別の城ですのでご注意ください。
秀吉が、わざわざ今回の戦争のための指揮所として作らせた城です。


加藤清正・朝鮮出兵 真田丸
ナレーション
「加藤清正たち先鋒隊が名護屋を立った」

小西行長・加藤清正らが朝鮮半島に上陸を開始したのが1592年4月12日。


4月25日。秀吉が名護屋に到着 真田丸
ナレーション
「4月25日。秀吉が名護屋に到着する」

その後、秀吉が指揮を取るために名護屋城に入ります。



「第一陣は釜山から尚州まで勝ち進み、まもなく忠州へ至るよし」石田三成 真田丸 朝鮮出兵・地図
「第一陣は釜山から尚州まで勝ち進み、まもなく忠州へ至るよし」

日本軍は快進撃を続け・・・


「まさに破竹の勢いじゃ」豊臣秀吉 真田丸
「まさに破竹の勢いじゃ」

秀吉も有頂天です。
この時の詳しい内容はドラマで語られていませんが、朝鮮側は首都を失い、国王が都落ち、王子が捕虜になり、朝鮮半島のほとんどが日本軍の手に落ちるといった状況でした。
つまり大勝利だったのです。


神流川の戦い 真田丸
その理由はいくつかありますが、なんといっても、日本の兵士たちが戦国時代を経験した歴戦の勇士だったことは見逃せないでしょう。


徳川軍も鉄砲で反撃 真田丸
更に当時の日本は、世界で最大の鉄砲保有国になっていたということ。
秀吉の日本軍は総兵力50万人で、鉄砲の数は50万丁だったと言いますから、兵士1人につき、鉄砲1丁を持てるという計算になります。
長く大規模な戦争を経験していない朝鮮にとって、鉄砲で武装した歴戦の武士と戦うのは困難なことでした。


宣祖
また朝鮮国内の政情が不安定で、日本軍に協力する民衆もいたとか。
ともかくも、こうして日本軍は、短期間のうちに朝鮮半島を制圧してしまったのです。
戦争開始序盤は・・・ですが。

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海超えての戦なのにいきなり明を目指すとか無茶しすぎましたね…
しかも渡航先の足場を固めずに戦線拡大して平壌の先までいってしまうから

韓国の人にはもうしわけないけど…どうも海の李舜臣将軍より地形をいかしたゲリラ襲撃をかけやすい陸の野党化した現地人になやまされたいみたですね。
それに秀吉が統一したといっても下に独立領主の大名がいて独自に軍事力をもち、軍事力の指揮系統も一本化されないなど…戦争なれして個々の能力はたかくても、組織が体系化されないなど問題はありましたからね

個人的には戦争が泥沼化した時点で戦略目標をかえて明と朝鮮半島南部の割譲条件に講和交渉してたらいがいにうまくいってたんじゃないかとおもうんですよね(笑
まあ秀吉が生きてるあいだだけですが

Re: タイトルなし

> 海超えての戦なのにいきなり明を目指すとか無茶しすぎましたね…
> しかも渡航先の足場を固めずに戦線拡大して平壌の先までいってしまうから

この記事を書くにあたって、朝鮮出兵の資料を引っ張りだしてきましたが、経緯がかなり複雑だったり、説がいろいとあったりとして、それを細かく説明するとなると、このブログの趣旨ではないので諦めましたw

どういう経緯であれ、対外戦争ほぼ未経験の日本人には、外国相手の戦争は厳しかったと私は思います。
秀吉は朝鮮を「九州より向こうの地方」という認識で見ていたと思います。
異国への異人種との戦いは、勝てたとしても、統治は出来なかったのではと思っています。
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