真田丸・第28回「受難」(5)本当は稲姫の部屋におこうは入れないという話

徳川家康に報告しようとする稲 真田丸
真田信繁の母・薫が、実は菊亭晴季(きくていはるすえ)の娘では無さそうという情報を手紙にしたためて、徳川家康に報告しようとする稲。




颯爽と現れたのはおこう 真田丸
そこに颯爽と現れたのはおこう。


「どのような些細なことでも知らせるようにと、徳川の殿に言われております」稲 真田丸
「どのような些細なことでも知らせるようにと、徳川の殿に言われております」

手紙の内容を見られた稲は、開き直ったように事実を話しています。
この内容が事実かどうかはともかく、政略結婚で嫁に入った女性が、実家の為に情報を送るといったことは、当時、ありふれたことであります。
戦国時代の政略結婚については、以前「本多忠勝の娘・稲姫はスパイだった?戦国時代の妻の役割とは?」でも触れておりますので、ご一読ください。





稲姫 輿入れ 真田丸
ただし、稲姫のような身分の高い人が嫁入りする場合、多数の家来が同行します。
現代ならば、結婚して親と同居ということになりますと、奥様は一人でその家に入ることになりますが、そういったことにはなりません。
したがって、スパイ活動的な実際の動きは、こういう家来たちがやっていたというのが実情でしょう。
まあ、稲姫は実物も男勝りな人のようですので、本当に自ら手紙をしたためていた可能性もありますけども。


「それは北政所(きたのまんどころ)様が丹精込められたナスビ。勝手に抜かれてはなりませぬ!!」大蔵卿局 真田丸
秀吉と結婚した茶々に常に大蔵卿局(おおくらきょうのつぼね)が付き従っているのもそのためです。
ただし、茶々さんの場合は、実家が滅びているので、大蔵卿局はスパイ活動的なことはやる意味が無かったでしょうが、大蔵卿局は秀吉の家来として茶々さんの世話をしているというよりも、茶々さんの個人的な家来と考えるべきでしょう。



「真田の内情を伝えるのがあなた様のお役目なら、それを押し止めるのが私の役目・・・」おこう 真田丸
「真田の内情を伝えるのがあなた様のお役目なら、それを押し止めるのが私の役目・・・」

稲姫は真田家と徳川家が政略結婚のために寄越した妻です。
実の父は徳川家の重臣・本多忠勝。
また稲姫は徳川家の養女という形で嫁入りしているため、徳川家康の娘でもあります。
当然、多数の家来が付き従っていたはず。
したがって、突然おこうさんが部屋に入ってくるような真似は決して出来なかったでしょう。


去りゆくおこう 真田丸
もし本当に真田家の召使いが部屋に乱入して、稲姫の手紙を破り捨てるといった乱暴を働いたとしたら、その場で殺されても仕方なかったでしょうね。

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