真田丸・第29回「異変」(11)平城?出城?お城用語を解説

「このような平城(ひらじろ)、いっきに攻め潰されてしまうではないか」真田昌幸 真田丸
「このような平城(ひらじろ)、いっきに攻め潰されてしまうではないか」

妻・薫に遊廓の出入りがバレるも、それを無視し、ようやく伏見城の建築に本気を出す昌幸(笑)



真田家の本拠地・岩櫃城
平城とは単に「平地に作られた城」という意味です。
戦国時代のお城は、主に軍事的な目的で作られるものですから、城は普通、攻めにくい山の上や丘に作られました。
真田家の城・岩櫃城なんて、山そのものが城になっていますよね。


眞田信幸 合戦 戦い 鉄砲 真田丸
城で守る側は、高い位置で壁に守られて鉄砲や弓矢などの飛び道具で攻撃出来ます。
飛び道具は高い位置から撃った方が射程距離も伸びますし、重力のせいで威力も増します。
逆に攻める側は、山の傾斜に足を取られて駆け寄ることが出来ず、弓矢や鉄砲の威力は軽減してしまうわけです。


越後・春日山城(かすがやま) 真田丸
ドラマでは上杉景勝の本拠地として春日山城が出ていましたが、こちらも山の上。
平地に城を築いては、防御するのが難しいのです。


堀・石垣
しかしながら、全く平地に城が作られなかったわけでもありません。
溝を掘り、石垣を組んで人工的な傾斜が作ることが出来るようになった戦国時代の後半。
つまり、ドラマの時点では、平地に城を作ることもありました。
げんに伏見城は平地に作っていますしね。
ということで、「平地に作られた城 = 平城 = 守りが弱い」と昌幸は言っているのです。





「この高台に出城(でじろ)を作るのよ」真田昌幸 真田丸
「この高台に出城(でじろ)を作るのよ」

その弱点を補うために、高い位置に出城を作ると言っています。
話が繋がりましたね。
出城とは「本城の守りを固めるための防衛施設」のこと。

【出城についての過去記事】
真田丸・第17話「再開」(6) 高梨内記の言っている「出城」とはなにか? 


「出城??」真田信幸 真田丸
「出城??」

この発想には信幸もビックリ。


「この真田安房守が難攻不落の城を作ってみせる!!」真田昌幸 真田丸
「この真田安房守が難攻不落の城を作ってみせる!!」


難攻不落は「攻め難く、落ない」という意味。
ようやく遊廓通いをやめて本気を出すようですね(笑)

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