真田丸・第29回「異変」(13)慶長伏見地震の有名な逸話を一つ紹介

慶長伏見地震 真田丸
原因不明の灰が降ったと思ったら、大地震が発生。
この慶長伏見地震のドラマでは描かれなかった有名な逸話を紹介しておきます。



「関白がどれだけえれぇか知らねーが、俺は殿には似合わねーと思う」加藤清正 真田丸
まず、前提として知っておいていただきたいのが、この当時、加藤清正が謹慎中だったということ。
原因は朝鮮出兵の頃の出来事です。


加藤清正・朝鮮出兵 真田丸
朝鮮での戦いは序盤こそ快進撃を続け、日本が圧勝しますが、明(中国)軍が朝鮮に援軍を出したことで形勢は逆転。
日本は苦戦を強いられます。


【朝鮮出兵の過去記事】
真田丸・第26回「瓜売」(4)朝鮮の役、序盤は圧勝の日本軍


「氏政は死んでもらおうか」豊臣秀吉 真田丸
勝つことが難しいとわかった秀吉は、なんとか和平の道を探ります。
それも単に戦争を止めるというだけでなく、自分の顔が立つ形で停戦したかったのです。
元々新たな領地の獲得を掲げて戦争を起こしたのですから、出来れば領地をいくらか貰いたい。
それが無理なら、賠償金を取りたい。
何万人の兵を朝鮮に送った秀吉としては、家来となった大名に顔が立つ形で戦争終結をはかりたかったわけですね。
しかし、一方的に侵略された朝鮮側としては、到底受け入れ難い条件です。


「細川越中守様をご存知ですか?」わくさ 真田丸
この和平交渉を勧めたのが、小西行長。
ドラマでは出てきていませんが、お母様が寧の侍女として登場しておりました。
小西行長は、秀吉の条件が到底受け入れられないと分かっていました。
それでも、このまま戦争を続けることは何の意味もないと考えて、無理矢理に和平交渉を進めることを決意。
そこで、秀吉には「条件が受け入れられる」と嘘の報告をし、朝鮮・明には「ほとんど無条件で停戦」という交渉をしました。


「願掛けて水垢離をする」加藤清正 真田丸
そうなると邪魔になるのが、この戦争にやる気満々の加藤清正。
小西行長が和平交渉をしていても、加藤清正が率いる部隊が戦争していては、交渉もなにもありませんからね。





驚く石田三成 真田丸
そこで小西行長と共に、朝鮮の役の早期終結を目論んだ石田三成は、加藤清正に適当な罪をなすりつけて、清正を謹慎中処分にしてしまいます。
この謹慎処分は、ドラマの時点でも続いていました。
ところが今回の大地震。
秀吉の身を案じた加藤清正は、真っ先に秀吉の元に駆けつけて、謹慎処分を解いてもらったというお話です。


「殿下!!殿下!!」石田三成 真田丸
「殿下!!殿下!!」

このお話は小説やドラマでもよく出てくる逸話なのですが、当時の資料などを見ると、どうやら歌舞伎の作り話だったようです。
真田丸では石田三成が駆けつけていましたが、このシーンは明らかに、この加藤清正の逸話を意識して作られものでしょう。
こういう有名な逸話でも、史実でないものをサラっと外してしまうのが歴史マニアの三谷幸喜氏のこだわりですね。
その変わり、史実でないお話をサラっと加えもしますが(笑)


完成間近の伏見城は崩壊 真田昌幸 真田丸
いずれにせよ、完成間近の伏見城は崩壊(汗)


第29回終了 真田丸
ガッカリする昌幸(汗)
ということで、続きは次回。

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