真田丸・第34回「挙兵」(11)ほぼ天下を手中にした徳川家康。飛ばされたエピソードそのニ・七将判決

徳川家康 真田丸
続いて、徳川家康が判決した七将事件について見ていきましょう。





七将に取り囲まれる真田兄弟 真田丸
石田三成を殺すと息巻いた七将たちですが、ドラマでは徳川家康になだめられて終了。
ドラマで語られている処置としては、石田三成を謹慎させたことだけです。


七将を抑える徳川家康 真田丸
しかし、以前解説した通り、この石田三成襲撃事件の発端は、もともとは朝鮮出兵での報告を根に持ってのもの。
七将はこの報告が嘘っぱちで不当だと騒いでいるので、石田三成が謹慎しても問題は解決していません。

【石田三成襲撃事件関連記事】
真田丸・第34回「挙兵」(3)加藤清正たちが怒っている本当の理由とは




反石田派の七将 真田丸
そこで、徳川家康は七将の意見を取り入れ、石田三成がした報告(※厳密には石田三成自身が報告したわけではない)を破棄しました。
これでようやく加藤清正たち七将は矛を収めたのであります。


「ゆくゆくは、京から天子様をお迎えしようと思っておった。平清盛が成し遂げたことをワシはとうとう出来なんだ」豊臣秀吉 真田丸
しかし、これは非常に大きな問題でした。
というのも、この七将の朝鮮出兵での報告を受けて、その処分を決定したのは豊臣秀吉が生きていた時代です。
つまり豊臣秀吉の決定なのです。
その豊臣秀吉の決定を徳川家康が覆したということは、ここまでいろいろと決めている秀吉の作ったルールも、今後は徳川家康が自由に変えてしまうということになるからです。


加藤清正と福島正則 真田丸
もちろん、このことは秀吉の家来であった加藤清正や福島正則にも分かっていたでしょうけども、不利な判決をされていた当事者としては、それを覆してくれた徳川家康こそが救世主だったでしょう。


高笑いする徳川家康 真田丸
こうし徳川家康は

(1)秀吉の作ったルールを自分が変更してもいい前例を作った
(2)秀吉の家来の中心人物たちの七将を味方に引き入れた


と大いに得点を上げたのであります。
関連記事

テーマ : 真田丸
ジャンル : テレビ・ラジオ

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサードリンク01
カテゴリ
プロフィール

うんちく仙人

Author:うんちく仙人
このサイトでは、歴史に興味が無い方でも、歴史ドラマをドラマとして楽しめるように手助けする趣旨で書いております。
特にドラマは好きだけど、歴史はあんまりわかんないという女性の一助になれば幸いです。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
スポンサードリンク02
RSSリンクの表示
リンク