真田丸・第34回「挙兵」(12)ほぼ天下を手中にした徳川家康。飛ばされたエピソードその三・大名縁組

徳川家康 真田丸
ここまでドラマでは語られてきていない徳川家康が「天下をほぼ手中にした」過程のエピソードを紹介してきましたが、きりがないので今回でラストとします。
最後はドラマでも散々取り沙汰されてきた縁組の話。




「内府殿を殺そうとまで!!」福島正則 真田丸
徳川家康は、秀吉が禁じていた大名たちとの縁組を進めていきます。
縁組をするということは、同盟するということですから、自分の味方を増やそうとしていたわけです。
福島正則もその一人。
もう、この時点で、次の天下を狙う気は満々だったでしょう。


前田利家と徳川家康 真田丸
しかし、この縁組の件は、再三にわたって阻止されます。
ドラマでは石田三成と徳川家康がやりあうシーンの一回だけでしたが、この前田利家と徳川家康が「石田三成の処遇について」話し合ったシーンは、実のところ徳川家康の縁組を止めさせたシーンであったことは、以前解説したとおりです。

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前田利家の最期 真田丸
この時、前田利家の圧力を受けて、徳川家康は縁組を諦めます。
つまり、前田利家が生きている間は、徳川家康もなかなか身動きが取れなかったということなのです。
しかし、ドラマで描かれているように前田利家は死亡。
石田三成は謹慎。
こうして反徳川派がいなくなった徳川家康は、自由に政略結婚を進めていき、地盤を固めていくことになるのです。



1600年5月 真田丸
ナレーション
「家康は秀頼がいる大阪城に移り、ほぼ天下を手中に収めている」

ただし、このナレーションはちょっと言い過ぎかも知れません。
天下人として豊臣秀頼は健在ですし、各大名たちはあくまでも豊臣家の家来という立場であることは事実ですから。


茶々さんにお願いする徳川家康 真田丸
このことは、家康が茶々さまに「豊臣家の旗を貸して欲しい」と言っていることでも分かります。
徳川家康の名前では、まだ公式には動きが取りにくいのです。


安倍首相
これを現代で例えるならば、首相は安倍さんのまま、徳川という議員が自民党の派閥を牛耳ってしまっているようなもの。
自民党の人事も、国会での議題も思うがままかも知れませんが、あくまで首相は安倍さんです。



「関八州(かんはっしゅう)の覇者たる誇りと自信を一人で背負い込んだような男でございます。」徳川家康 真田丸
しかも、秀頼はまだ若い。
徳川家康が生きている間は良いですが、家康が死んで以降は、また秀頼の元に家来たちが集結し、調子に乗っている徳川家は滅ぼされてしまうかも知れません。
ですので、徳川家康はことを急ぎます。
自分に敵対する勢力に次々難癖をつけて、降伏させようとしたのです。
その対象の一人が上杉景勝。


直江状に怒る徳川家康 真田丸
しかし、ここまで口だけ番長だった上杉景勝も腹を決めていました。
こうして、ドラマでも出てきた直江兼続の挑発的な手紙に繋がっていくのであります。
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