真田丸・第35回「犬伏」(8)知らない人にはわかりにくい?ガラシャ様の最後について

「殿様から仰せつかっているのです。もし、人質に取られるようなことがあれば、屋敷に火を放ち自害せよ・・・と」ガラシャ 真田丸
「殿様から仰せつかっているのです。もし、人質に取られるようなことがあれば、屋敷に火を放ち自害せよ・・・と」

燃える細川屋敷にきりちゃんは駆けつけましたが、実は火は自らつけたもので、自害(自殺)するのが目的です。






ガラシャの最後 真田丸
そして、家来に突き殺されて死んでしまいました。
この逸話は有名なお話です。
むしろ、このお話のせいでガラシャ様が有名なぐらい。
しかし、事情を知らない人が見ると、少し混乱しますよね。



細川忠興 真田丸
ガラシャ様の旦那さんはこの人・細川忠興。
今は徳川家康に従って、上杉討伐のために出兵しています。
忠興は常々、人質に取れるようなことがありそうならば、自害するように言い含めていたようです。


「キリシタンは自ら命を断ってはいけないのです」ガラシャ 真田丸
「キリシタンは自ら命を断ってはいけないのです」

ただし、ガラシャ様の説明のように、キリシタンは自殺が出来ないため、こういう場合は家来に殺してもらうように、あらかじめ決めていたのでしょう。



ガラシャの最後 真田丸
「ごめん!!」

ですので、家来がやって来るのに気付くと、きりと逃げるのはやめて座り直し、殺されたのです。


「頼みます」ガラシャ 真田丸
「頼みます」

このことは、ガラシャ様が「頼みます」と言っていることからも明らかでしょう。
ガラシャ様の壮絶な最後と、キリシタンだから家来に殺して貰うという特殊なシチュエーションで、語り草になったわけです。
ただし、実際はガラシャ様が自ら胸を刺して自害したという説もあります。
このような状況ですから、目撃者も少ないでしょうし、どれが事実かは分からないですけどもね。


逃げる阿茶局 真田丸
このガラシャ様の事件を受け、石田三成はあまり無理に人質を集めることを諦める事になります。
味方を増やすために人質を取ろうとしているのに、敵を増やしてしまっては本末転倒ですからね。
徳川家康の妻・阿茶局(あちゃのつぼね)が逃げられたのも、このおかげかも知れませんね。


ガラシャと細川忠興 真田丸
また、細川忠興の願い通りに死んだガラシャ様の純愛物語として描く向きもありますが、当時、ガラシャ様は忠興と離婚したいと考えており、それを思いとどまるように宣教師に説得されたという記録もあるので、そこまで美しいお話では無かったかと思います。


関連記事

テーマ : 真田丸
ジャンル : テレビ・ラジオ

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサードリンク01
カテゴリ
プロフィール

うんちく仙人

Author:うんちく仙人
このサイトでは、歴史に興味が無い方でも、歴史ドラマをドラマとして楽しめるように手助けする趣旨で書いております。
特にドラマは好きだけど、歴史はあんまりわかんないという女性の一助になれば幸いです。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
スポンサードリンク02
RSSリンクの表示
リンク