真田丸・第36回「勝負」(9)信幸が先鋒を命じられた理由

「宇都宮にいる秀忠に上田攻めを命じた。お主はその先鋒(せんぽう)を務めよ」徳川家康 真田丸
「宇都宮にいる秀忠に上田攻めを命じた。お主はその先鋒(せんぽう)を務めよ」

徳川方に残った真田信幸に、上田攻めを命じる徳川家康。





「ワシはお前を信じるが、そうでない者もおるのだ」徳川家康 真田丸
「ワシはお前を信じるが、そうでない者もおるのだ」

この決定は、信幸の身の潔白を示すためのものであると説明すると徳川家康。


疑う本多正純 真田丸
そうでない者はこの方(笑)
本多正純(まさずみ)さんです。


「そのための先鋒じゃ。有無を言わぬ戦いぶりを見せてみよ」徳川家康 真田丸
「そのための先鋒じゃ。有無を言わぬ戦いぶりを見せてみよ」

真田信幸を励ます徳川家康。
という流れでドラマでは描かれていました。
「戦法」と誤解された方もおられるかもしれませんが、最初に「せんぽうを務めよ」と言っていることから、「先鋒」で間違いないでしょう。



ナメた態度に徳川軍も騒然 真田丸
先鋒とは、軍の先頭をきって戦う部隊のこと。
当然、戦いの真っ只中に突っ込むこととなり、死ぬ確率がもっとも高いポジションになります。
ただし、必ず戦うことになるので、活躍しやすいポジションでもあり、先鋒の活躍如何で勝敗を決することも多いので、最強の部隊を指名することが多いです。
つまり、先鋒を命じられたということは、最強であると認められた証でもありますので、武士にとって名誉なことでありました。


眞田信幸 合戦 戦い 真田丸
ただし、今回は父・昌幸が裏切ったという経緯があるので、本気で信幸が戦う覚悟があるのかを確かめるといった側面はたしかにあったことでしょう。
先鋒として戦えば、普通は昌幸の部隊と直接戦うことになるはずですから。
※ドラマを見ていれば分かるように、信幸は砥石城に向かうので、そうはなりませんが。
なにより、上田城は信幸にとっても地元であり、そのため地形を熟知していたということも大きいでしょう。
正確な地図やGPSが無い時代ですから、地形を知っているというのは、かなり大きいイニシアチブです。
徳川家康としては、身の潔白を示させる以前に、勝つために信幸を先鋒にしたと言えるでしょう。


神流川の戦い 真田丸
また、自分の領地に近い戦場で出来るだけ戦わせるというのは、当時の常識でした。
兵が移動するのも楽ですし、食料を調達するのも簡単ですからね。
ですので、上田城に篭っているのが昌幸で無かったとしても、信幸は上田城攻めを命じられたはずです。
また、信幸の立場からしても、自分の領地の近くで戦いが起こっているのに、それを放置して別の戦場へ行くように命じられるのは心残りでしょう。
つまり、今回の徳川家康の指示は、ごく常識的な命令と言えるのです。




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