真田丸・第36回「勝負」(17)関ヶ原の戦いその三、戦いの経緯と石田三成の敗因

関ヶ原の戦い・徳川家康の陣 真田丸
ここでは関ヶ原の戦いでの経緯をざっと解説いたします。
先述の通り、上田攻めで時間を取られたため、徳川秀忠率いる主力部隊は間に合いませんでした。
そのため、関ヶ原の戦いで徳川家康自身の兵は3万程度。
その他、5万程度の兵が徳川方として参戦していました。
徳川秀忠の部隊が4万程度だったので、秀忠の部隊がどれだけ重要であったか分かるかと思います。
結局、秀忠が間に合わなかったため、単純な兵力では石田方とほぼ互角という状況でした。

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「そのような者がおるはずがござらぬ!!」福島正則 真田丸
福島正則は徳川方の先鋒としてこの戦いに参加しています。

【先鋒にかんする過去記事】
真田丸・第36回「勝負」(9)信幸が先鋒を命じられた理由


「お主は顔に出やすい。殿下の前で涙くんだりしてもらっては困るのだ」石田三成 加藤清正 真田丸
なお、加藤清正はこの時期、徳川家康の怒りを買って自宅謹慎中でして、関ヶ原の戦いには参加していません。
その経緯は複雑で、ここで語ると関ヶ原の戦いとは全く関係無くなってしまいますので、徳川家康に反抗したとだけ書いておきます。
ただし石田三成についたというわけではなく、関ヶ原の戦いが始まると、自宅謹慎中の九州で徳川方として動いています。


関ヶ原の戦い・合戦
戦いは序盤、やや西軍(石田方)有利に進みます。
西軍の方が、有利な地形に部隊を展開していたからです。
このままいけば、おそらく西軍が勝っていたことでしょう。


毛利輝元 真田丸
ところが、石田方の大名は、積極的に戦いに参加しませんでした。
特に主力であった毛利軍が動かなかったのは痛かったでしょう。
西軍の総大将であった毛利輝元は、大阪城に居たままで戦いにそもそも参加していません。
ただし、代役を立てて毛利軍そのものは関ヶ原の戦いに参加しています。
毛利軍の兵力はおよそ2万程度。
8万の総兵力のうち、2万の総大将の部隊が動かないようでは戦いにならないと言うものです。
※毛利軍が動かなかったのは、既に毛利家の幹部が徳川家康に寝返っていたため。
なお、関ヶ原の戦に参加した西軍側の部隊の主力メンバーは以下の通り。


老衆・宇喜多秀家 真田丸
宇喜多秀家軍1万7000人。
西軍参加大名としては、毛利家に継ぐ戦力です。




小早川秀秋もビックリ 真田丸
小早川秀秋軍1万5000人。となります。
ドラマでは抜け作キャラですが、実は超主要メンバーでした。
つまり毛利・宇喜多・小早川の三大名だけで5万を超えており、西軍の8万のほとんどを占めていたことが分かります。


石田三成 真田丸
ちなみに西軍の主役のように描かれる石田三成ですが、連れて来ている兵力は7000に満たず、大谷吉継にいたっては3000に届かない状況。
兵力で言えば、この二人は脇役に過ぎなかったのです。
これはやる気の問題ではなく、大名として持っている領地の問題で、二人は領地が少なかったので、動員できる兵力も少なかったわけです。


「毛利様を説き伏せるのが荷が重い」小早川秀秋 真田丸
ところが、この内、小早川秀秋を始めとして、先述の通り毛利軍も戦いに参加しませんでした。


「こうなったら夜を待たず、我々も兵を整え、徳川屋敷に繰り出そうではないか」宇喜多秀家 真田丸
まともに戦ったのは、宇喜多秀家・石田三成・大谷吉継など、これまで石田派としてドラマに登場してきたメンバーのみ。
※小早川秀秋はのぞく


小早川秀秋と宇喜多秀家 真田丸
そして決定的であったのは、小早川秀秋の裏切りです。
ドラマでは板部岡江雪斎が徳川家康の間者として描かれていましたが、既に小早川秀秋は徳川家康に寝返る約束をしていたようです。
それでも迷ったのか、戦いが始まった当初は、徳川方にも石田方にも付かず傍観していたのですが、怒った徳川家康の軍に鉄砲を打ち掛けられ、慌てて徳川方に味方したと言われています。
※史実かは不明ですが、ドラマや小説でよく描かれるシーンです。


石田三成 真田丸
ただでさえ、味方がまともに戦わず苦戦していた西軍側は、この小早川秀秋の裏切りに対応出来ず、いった一日で崩れ去り、西軍の敗北となったのでありました。



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