真田丸・第38回「昌幸」(3)急に月代を剃った真田信之について

月代を剃った真田信之・矢沢頼幸・小山田茂誠 真田丸
真田昌幸・信繁親子が九度山で幽閉される中、信之は大名として生活しています。
ここで初めて、月代(さかやき)を剃ったシーンが出てきましたので、月代について解説しておきます。



月代を剃った真田信之 真田丸
月代とは頭の部分を剃っているところのこと。
元々は兜をかぶった時に蒸れることから、あらかじめ剃ってしまえ、というところから始まったそうです。
つまり、常時戦争をしている戦国武将ににとっては、これが当たり前の風俗だったということになります。


「考えておきます」真田信繁 真田丸
ただし、罪人や蟄居(ちっきょ)中の人は剃らないので、信繁は剃っていません。
もっとも、真田丸では月代についてそこまでこだわっていないのか、戦争中のシーンでも、普通に剃って無かったですけどもね。
むしろ、今回、兄・信之が初めて月代を剃ったシーンが出て、違和感を感じるほどですから。


月代を剃った真田信之 真田丸
戦国時代は、これといった規定が無かったため、戦争中は月代を剃り、戦争が終わると伸ばすといったことをやっていたようです。



江戸時代の町人
江戸時代になると、武士の月代は強制になります。
そして何故か、この文化が町人たちにも根付いていきます。
時代劇などでは、町人たちも月代を剃っていますよね。
※武士と町人を分け隔てすることに執念を燃やした江戸幕府が、なぜ町人の月代を規制しなかったのかは、謎が残る。


九度山の長兵衛と村人 真田丸
戦国時代はそんな文化が無いので、九度山で真田親子を出迎えた村人たちは剃っていないわけです。


月代を剃った矢沢頼幸 真田丸
真田丸では、月代をむしろ正装として扱っているように思いました。
ですので、大名として暮らす信之や、その家来の矢沢頼幸などが剃っているのでしょう。
あるいは、既に徳川の時代が始まっていると象徴として、あえて剃っているのかもし知れませんね。
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テーマ : 真田丸
ジャンル : テレビ・ラジオ

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No title

月代の読みは「さきさや」ではなく「さかやき」ではないでしょうか

Re: No title

> 月代の読みは「さきさや」ではなく「さかやき」ではないでしょうか

ご指摘ありがとうございます。
おっしゃる通りです。
本文、修正させていただきました。
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