真田丸・第38回「昌幸」(17)お館さまを本当に尊敬していた真田昌幸

「お館さま!!」真田昌幸 真田丸
「お館さま!!」

ドラマでの真田昌幸の最期の言葉です。
昌幸がお館さまと言っているのは・・・



武田勝頼 真田丸
ドラマで真田昌幸のお館さまとして登場した武田勝頼のことでは無いでしょう。


亡き父武田信玄の霊が勝頼の前に 真田丸
ドラマでは亡霊としてのみご出演の、武田勝頼の父・武田信玄であることはほぼ間違いありません。
馬の蹄の音が聞こえるのは、武田家が騎馬軍団が強いと有名であったからです。


何故か真田昌幸の前にも現れた武田信玄。
武田家が滅びた時も、亡霊として昌幸のもとに来ていましたしね。


真田昌幸 真田丸 実際の昌幸も武田信玄に対する尊敬心は非情に強かったようです。
大名になってから、わざわざ信玄の墓を建てようとしたほど。
既に武田家は滅びているのに、よほど昔の主人が忘れられなかったのかも知れません。
ただし、真田家の領地は元々武田家の領地ですから、領民や家来の中には信玄を慕う人も多かったでしょうから、それを考えての政治的なポーズの可能性はありますが。




「そろそろ官位を授けてやろうと思うのだが・・・」豊臣秀吉 真田丸
またこういうエピソードもあります。
ドラマでは昌幸と秀吉が触れ合うシーンはほとんどありませんでしたが、実際はわりと関係が深かったらしく、囲碁を打つようなこともあったとか。
このとき秀吉は「信玄は身構えばかりする人だった」と批判したそうです。
ちょっと意味が分かりにくいですが「やるぞ~やるぞ~と格好ばかりで、実際には行動に移さない格好つけだった」という意味かと思います。
それに対して昌幸は「信玄公は敵を攻めて多くの城を取ったが、合戦に手を取る事なくして勝ちを取ったもので、敵に押しつけをした事は一度もない」とたしなめたとか。
これも意味が分かりにくいですが「信玄公は多くの城を支配したが、合戦などで無理矢理に奪うこと無く勝ち取ったもので、敵に押し付けたわけではない」つまり「説得などの外交的手段で領地を伸ばした」という意味かと思います。
敵を説得するには、説得に応じない場合は、戦争になる可能性を見せて脅す必要があります。
生きて降伏するのか、死んで滅びるのかの選択を迫るわけです。
これを秀吉から見ると、格好だけで動かないように思えたのでしょうが、昌幸は「そうではなく、攻める格好だけに見えることが既に重大な戦略なのだ」と言っていると思われます。


真田昌幸の最期 真田丸
昌幸は武田家の家来・真田家の人間として生まれ、7歳のころから家来として仕えています。
そして昌幸25歳の頃に信玄が亡くなっており、それ以降はその息子・武田勝頼に仕えることとなります。
昌幸の青春は、まさに信玄とともにあったのです。
武藤喜兵衛として活躍した話がドラマでも出ていましたよね。

【武藤喜兵衛に関する過去記事】

真田丸・第四回「挑戦」(2)ムトウキヘイは武藤騎兵じゃないよってお話


真田丸・第38回「昌幸」終了
ということで、今回はここまで。
また次回放送終了後。
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