真田丸・第40回「幸村」(1)真田信繁は幽閉されていたのか?流罪だったのか?

真田丸・第40回「幸村」プロローグ
前回までのあらすじ・・・。
ここで幽閉(ゆうへい)と言っているのは「ある場所に閉じこめて外に出さないこと」です。
最近はあまり使いませんね。



「高野山に流罪(るざい)と決まりました」真田信之 真田丸
「高野山に流罪(るざい)と決まりました」

ここまでドラマでは流罪という言葉を使われてきました。
流罪は「罪人を辺境や島に送る追放刑」のことです。


監禁
最近では監禁軟禁といった言葉をニュースでよく聞きます。
幽閉・流罪・軟禁・監禁ともに身柄の自由が奪われているというところは共通していますが、ニュアンスや意味は違います。
監禁は閉じ込められて、身体の自由も奪われている状態。
写真のような状況はまさに監禁ですね。


長兵衛と話す信繁 真田丸
軟禁は同じ身柄の拘束でもその目的は「逃亡を防ぎ、部外者との接触を防止する」ことにあります。
居場所こそ拘束されていますが、その場所の中では結構自由に暮らせる状況なわけです。。
ドラマの信繁は九度山からは出られませんが、奥様も一緒ですし、子供まで作ったりとかなり自由にやっていますよね。
この状況は今で言うと軟禁ですね。
つまりほとんど幽閉と軟禁は同じ意味に近いでしょう。



島流し
流罪はその幽閉の状況、つまり「逃亡を防ぎ、部外者との接触を防止」の状況を作り出すために具体的に辺境に行かせてしまうことです。


老衆・宇喜多秀家 真田丸
最近、ドラマでは消息不明の宇喜多秀家は、この時期、八丈島に流罪になっています。
九度山に流罪となった真田信繁と違い、島であるために脱出も困難で、人が会いに来ることも難しい状況ですよね。
このため、これから起こる大阪の陣には参加できなくなります。
まさに「逃亡を防ぎ、部外者との接触を防止」が出来たわけです。


真田信繁 真田丸
というわけで、信繁は九度山に流罪されており、それは結果として幽閉という意味も含みますので、プロローグで「信繁の幽閉が赦されることはなかった」という表現になったわけです。




関連記事

テーマ : 真田丸
ジャンル : テレビ・ラジオ

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサードリンク01
カテゴリ
プロフィール

うんちく仙人

Author:うんちく仙人
このサイトでは、歴史に興味が無い方でも、歴史ドラマをドラマとして楽しめるように手助けする趣旨で書いております。
特にドラマは好きだけど、歴史はあんまりわかんないという女性の一助になれば幸いです。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
スポンサードリンク02
RSSリンクの表示
リンク