真田丸・第44回「築城」(2)幸村必勝の作戦。でも難しい言葉はチェックしておきましょう

「勝てる出城を作る」真田幸村 真田丸
「勝てる出城を作る」

さすがに真田幸村が名を挙げた大阪の陣ということもあり、真田幸村の頭も冴えわたるといった感じの今回ですが、少し難しい言葉も出てきたのでそのあたりを説明していきます。




出城図面 真田丸
まず出城とはお城を補強すめために作る砦のことです。
出城については過去何度かドラマのセリフで出てておりますので、過去記事をチェックしてみてください。

【出城に関する過去記事】
真田丸・第29回「異変」(11)平城?出城?お城用語を解説
真田丸・第17話「再開」(6) 高梨内記の言っている「出城」とはなにか? 


真田丸 出城
結局この出城は完成することとなり、ドラマのタイトルでもある真田丸と呼ばれることとなります。
※今回のラストで幸村が「真田丸よ」と言ったのは、カッコよくて鳥肌が立ちました。


「出城の前に空堀(からぼり)を掘る」真田幸村と後藤又兵衛 真田丸
「出城の前に空堀(からぼり)を掘る」

空堀とは水の入っていない堀のこと。
水が入っている方が攻め辛くなりますが、堀に水を引くにはそれだけ大規模な工事が必要なので、敵が迫る中で工事をしようとしているこのタイミングでは、水を引いている暇が無かったのでしょう。


「ここに逆茂木(さかもぎ)と乱杭(らんぐい)を配しておく」真田幸村 真田丸
「ここに逆茂木(さかもぎ)と乱杭(らんぐい)を配しておく」

逆茂木も乱杭も木を鋭く削って、敵の侵攻を防ぐための障害物。


逆茂木
こういうやつです。


「まずはここの鉄砲狭間(てっぽうはざま)間からひしめく敵兵を一斉に撃つ」真田幸村 真田丸
「まずはここの鉄砲狭間(てっぽうはざま)間からひしめく敵兵を一斉に撃つ」

空堀と逆茂木などで敵の勢いを削いで、誘い道におびき寄せた敵を一斉に撃つと説明する幸村。



鉄砲狭間
鉄砲狭間とは、お城に空いているこういった穴のこと。
鉄砲は細長いので、先だけを出して撃つことが可能です。
この場合、狙撃する側は壁に身を隠して撃てるので、非常に有利なのです。


「弾込めしている間に来ちまったら??」後藤又兵衛 真田丸
弾込めしている間に来ちまったら??」

しかし、後藤又兵衛は鉄砲に頼った作戦に少し不安を感じたようです。
当時の鉄砲というのは連射が効かず、一発撃つと再度弾を込めて撃つのに20秒ほどの時間がかかりました。
鉄砲の性能については過去記事で触れておりますので、そちらを参照してください。

【鉄砲についての過去記事】
真田丸・第13話「決戦」(13) 旗を振って挑発する信繁を徳川軍が撃てない理由


幸村はその心配は「ない」と断言 真田丸
しかし、幸村はその心配は「ない」と断言します。
「この塀には上下二列に鉄砲衆を置く」と説明。
要するにこの二列が交互に弾を撃つので、次々と鉄砲を撃つことが出来るというわけです。
一発撃つと20秒という計算ですので、交互に撃てば10秒に一発撃てる計算になります。


長篠の戦い
ちなみにこの鉄砲の使い方は別に幸村の独創でもなんでもなくて、既に織田信長が長篠の戦いという合戦で実施したと言われています。
長篠の戦いは1575年ですので40年も昔の話です。


「そこで我らは脇の虎口(こぐち)より飛び出し、一気に蹴散らす」真田幸村 真田丸
「そこで我らは脇の虎口(こぐち)より飛び出し、一気に蹴散らす」

ドラマの地図では、お城の区画の一部そのものが虎口と書かれていますが、本来は城の出入り口のことです。
鉄砲で怯んだ敵を逆襲して蹴散らしてしまうというのが、幸村の作戦のようですね。


後藤又兵衛も納得 真田丸
「おもしれぇじゃねぇか」

後藤又兵衛も納得のようですな。

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