真田丸・第45回「完封」(5)真田丸の戦いをもう少し解説しておきたい


大阪冬の陣・真田丸の戦い
さすがにドラマのタイトルともなった真田丸戦いを描いたシーンだけあって、かなり力の入った合戦シーンでしたね。
まあ、坂の上の雲で、NHKのCG技術を知ったあとだと、少し物足りないと感じた方もおられたかも知れませんが、ドラマの予算で作った合戦シーンとしては、なかなかだったのではないでしょうか?



「いかん・・・」徳川家康 真田丸
「いかん・・・」

ドラマでは味方が真田丸に攻め込んで慌てる徳川家康が描かれておりましたが、史実の徳川家康も、この真田丸を脅威に思っており、勝手に攻め込むことを禁止していたのです。


挑発する真田大助 真田丸
しかし、前線に出ていた前田勢たちは、真田軍の挑発に乗って、真田丸攻撃を開始してしまいます。


前田勢に追われる真田勢・大阪冬の陣 真田丸
徳川方の前田軍に追われる真田軍。
この前田軍は、以前登場した・・・


徳川屋敷を訪れる前田利家 真田丸
この前田利家の前田家です。
前田利家が病死してからは・・・


老衆・前田利長 真田丸
息子の前田利長が跡を継ぎましたが、その前田利長もこの真田丸の戦いのタイミングでは亡くなっており、このためこの時の前田軍を率いているのは前田利常(まえだとしつね)という人です。
※前田利長は子が無かったので、前田利家の子、つまり利長にとっては兄弟の利常を養子にして跡を継がせています。
まあ、ドラマには関係無いですけど。




sanadamaru3406.jpg
ドラマでは佐助が火を付けて、真田丸から火が上がりましたが、これも実際にあった話。
ドラマで描かれていたようにワザと煙をあげたのかは謎ですが、これにより前田軍が「真田丸内で仲間割れが発生した」と考えたのは事実のようです。


※画像は信長の野望戦国立志伝の南條元忠
ドラマだけを見ていると「煙があがっただけで、裏切りが発生したと考えるのは早合点しすぎじゃね?」とお思いかも知れませんが、実は南條元忠(なんじょうもとただ)という武将が本当に裏切っており、密かに徳川軍と連絡を取り合っていたのです。
その前提があったので、「煙があがった」=「南條がやってくれた」と錯覚したわけです。
※画像は信長の野望の南條元忠


「やはりあの男か・・・」真田幸村 真田丸
「やはりあの男か・・・」

ただし、この南條元忠はドラマで全く触れられていないことからして、ドラマの裏切り者は全く別の者でしょう。
なにしろ、南條の裏切りは既に豊臣方にはバレており、この真田丸の戦いのタイミングでは、南條は処刑されているのです。
この話を描きたいのであれば、既に南條元忠をドラマに登場させておかないと辻褄が合いませんからね。


大阪冬の陣 真田丸 南條元忠の裏切りと錯覚した前田軍は突進。
既に戦争の主役は鉄砲なので、普通は鉄砲から身を守るための竹束などを持って攻めるのですけども、なにしろ、真田軍は南條元忠の裏切りにあって大混乱していると考えた前田軍は、まともな装備もなく突進してしまいました。
このため、ドラマで描かれたように、真田軍の鉄砲によってフルボッコにされたということなのです。


大阪の冬の陣 前田勢 真田丸
せっかく、途中までは持ってきていたのにねぇ・・・。


勝鬨をあげる豊臣方 真田丸
この真田丸の戦いだけを見ると、豊臣方が勝ったようにしか見えませんが、実際には圧倒的な兵力を持つ徳川軍が徐々に包囲網を縮めており、豊臣方は劣勢を強いられていくことになります。

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