真田丸・第四回「挑戦」(7)高梨内記は娘さきの行末を案じる。戦国時代の地侍・武士の身分とは何なのかを解説

自宅に帰ったさきは、父・高梨内記に呼び止められます 真田丸
自宅に帰ったさきは、父・高梨内記に呼び止められます。



自宅に帰ったさきは、父・高梨内記に呼び止められます 真田丸
「仲が良いのは構わぬが、作兵衛の家とウチでは身分が違う。お前はれっきとした武士の娘。向こうは地侍に過ぎぬ。」

身分の違う堀田作兵衛一家との付き合いを咎める、父・高梨内記。

【武士の娘】
ここで言っているのは、身分の高い武士という意味ですね。

【地侍】
元々は百姓だったものが、力をつけて武士になった者をさします。


堀田作兵衛という地侍 真田丸
堀田作兵衛の場合は、普段は百姓仕事をしているそうなので、武士専門では食べていけない台所事情ということでしょう。
数十年後に出来た江戸幕府は、法律として武士と百姓の身分の差を明文化しましたが、この時点ではそういったことはありません。

普通の百姓だって、戦争があれば兵士として参加していた時代ですから、地侍・堀田作兵衛と百姓の差はほとんど無かったと言っていいでしょう。


国衆との会合がまとまらず、再度相談 真田丸
高梨内記も国衆である真田家の家来ですから、それほど高い身分とはいえませんけども、武士だけでご飯を食べられる程度に収入はあるようですし、真田家の重臣ですから、身分は上に違いありません。


ただし身分が固定化されていないこの時点では、地侍だから一生地侍で身分が低いとは限りません。
実際、江戸時代の大名には地侍出身の者も多くいました。
したがって、父・高梨内記が言う「身分が違う」も、それほど深刻な意味ではないのでしょう。
なにしろ「仲が良いのは構わぬが」と言っているぐらいですから(笑)
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