真田太平記・第一回「若武者たち」(5)真田丸では語られなかった、武田勝頼を迎えての真田昌幸の戦略とは

地炉の間に真田兄弟も到着 真田太平記
地炉の間に真田兄弟も到着。
さっきの競争はどうなったのでしょうか(笑)
同時に入ってきたということは、同時ぐらいに到着したのかな?



矢沢三十郎頼康も登場 真田太平記
矢沢三十郎頼康も登場。


矢沢三十郎頼幸 真田丸
名前は違いますけど、真田丸のこの三十郎と同じ人です。


歌舞伎役者さん 真田太平記
失礼ながら知らない役者さんだな、と思って調べてみたら、歌舞伎役者さんでした。


樋口角兵衛は、地炉の間の会議に入れてもらえず、ご立腹 真田太平記 
一方、樋口角兵衛は、地炉の間の会議に入れてもらえず、ご立腹です。


「勝頼様をこの岩櫃にお迎えする」真田昌幸 真田太平記
「勝頼様をこの岩櫃にお迎えする」

樋口角兵衛抜きで打ち合わせ中の真田昌幸。
さきほど「やるか!!」はこのことだったのですね。
この展開は真田丸と一緒です。
というより、ドラマの脚本ではなく、真田昌幸が武田勝頼に「岩櫃城に逃げてくるように勧めた」という話が残っています。


「しかし織田信長は黙っておりますまい」真田幸村 真田太平記
「しかし織田信長は黙っておりますまい」

父・昌幸の案にビックリの真田兄弟。


「織田・徳川それに北条の軍勢を相手に抗しきれましょうか」真田信幸 真田太平記
「織田・徳川それに北条の軍勢を相手に抗しきれましょうか」

と心配するお兄ちゃん信幸。
【抗する】
抵抗するの意味。
織田・徳川・北条の大軍相手に抵抗し切れますか?と言っているわけです。

武田家滅亡寸前の地図
織田はもちろん、徳川軍にも攻撃されている武田家です。
上杉と織田家は友好的な状況ではありませんが、北条とは既に同盟している織田家。
織田軍だけでも10万を超えるというのに、徳川・北条もあわさってはとても勝ち目はないと思うのは当然ですね。


「この岩櫃に籠城すれば、織田・徳川といえど、やすやすと攻め込めまいよ」真田昌幸 真田太平記
「この岩櫃に籠城すれば、織田・徳川といえど、やすやすと攻め込めまいよ」

自信たっぷりの真田昌幸。
言ってることは絵空事に近いですが、後にこれに近いことをやってのける男ですから、本当に自信があったのでしょう。


「持ちこたえておれば、勝頼様の陣備えも整い、一戦も二戦もしてのけられよう」真田昌幸 真田太平記
「持ちこたえておれば、勝頼様の陣備えも整い、一戦も二戦もしてのけられよう」

【陣備え】
軍事的な準備といった意味。
「岩櫃城で持ちこたえていれば、勝頼様の軍事的な準備も整い、再度戦うことが出来る」
というのが真田昌幸の戦略です。


「その後でなら勝頼様の安堵を取り付けた上で、和睦の道もある」真田太平記 真田太平記
「その後でなら勝頼様の安堵を取り付けた上で、和睦の道もある」

【安堵】
以前も触れましたが、本来は領地を認めてる上げるという意味です。
しかし、ここでは「了解」という意味で使っていますね。

【和睦】
戦争終結して和解することの意味。

「戦って、こちらの実力を見せた後ならば、ある程度有利な条件で和解が出来る」
と言っているわけですね。
真田昌幸といえども、織田・徳川・北条相手に戦って勝てるとは思っておらず、岩櫃城で守り勝って、いい条件で和平の道を探るというのが、大まかな戦略というわけです。


「そのためには勝頼様になんとしてでもこの上州に来ていただかねばならんぞ」真田昌幸 真田太平記
「そのためには勝頼様になんとしてでもこの上州に来ていただかねばならんぞ」

【上州】
武田家滅亡時点での真田家の領地・地図 真田丸
真田丸でも出てきた、岩櫃城・沼田城のある上野(こうずけ)のことです。
信濃のことも信州と言ったりしますよね。

言い方は変わりましたが、要するに岩櫃城に来てもらう必要があるということですね。


「信玄公に申し訳が立たぬではないか」真田昌幸 真田太平記
信玄公に申し訳が立たぬではないか」

信玄公真田丸のページでも触れましたが、武田家の先代のお殿様で、武田勝頼のお父さん。
真田昌幸にとっては、前の主人です。


真田昌幸 真田太平記
そのために武田勝頼のいる新府城に赴き、勝頼を説得するという真田昌幸。

「そのためにも高遠の城の落城、いっときでも伸ばしてくれ」 真田昌幸 真田太平記
「又五(またご)!!」

【又五】
壷谷又五郎の又五郎を縮めて言っているだけです。
今でも慎之介くんをシンちゃんと呼んだりしますが、それと同じような感覚ですね。



2002年の大河ドラマ「利家とまつ」の主人公・前田利家は、前田又左衞門(まだざえもん)利家という名前だったので、「槍の又左」と呼ばれたりしていました。


「そのためにも高遠の城の落城、いっときでも伸ばしてくれ」 真田昌幸 真田太平記
「そのためにも高遠の城の落城、いっときでも伸ばしてくれ」

いくらなんでも無茶ぶりでしょ(汗)

「はっ」壷谷又五郎 真田太平記
「はっ」

え・・・
元気よく返事しましたね(笑)
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