真田丸・第五回「窮地」(9)奥向きの奉公とはSEXの相手をしろという意味だった?

「話がある」高梨内記 真田丸
「話がある」

家に帰ると、父・高梨内記が きりを待っていました。



「明日より、真田様に奉公にまいれ」高梨内記 真田丸
「明日より、真田様に奉公にまいれ」

さきほど、真田昌幸と相談していたのは、この事だったようですね。

【奉公】
特定の人物に尽くすこと

ですが、この場合、単に仕事しに行けと言っているわけです。


「奥向きのお世話をするのだ」高梨内記 真田丸
奥向きのお世話をするのだ」

【奥向き】
とは家庭内という意味。

ようするに家事手伝いをしに行けということですね。
これをSEXの相手をしに行けという隠語で使う場合もありますけど、今回の場合は純粋に家事手伝いの方でしょう。
もし隠語の方であれば「信繁様の奥向きのお世話」と言っているはずですので。


【うんちく解説】
当時は夜のSEXの相手をすることを伽(とぎ)とか夜伽(よとぎ)と言いました。
現代とは、姓に対する倫理観の違う時代ですから、身分の高い人に自分の娘を伽の相手として差し出すことは珍しいことではありませんでした。
むしろ、それで運良く子供が出来れば、その一族は身分の高い人の血族になれるので喜ばしいという考えがありました。
このドラマでは、男女の恋愛は、現代風の感覚で描かれているので、そういう描写は出てこないとは思いますけどもね。


「源次郎様と話す機会も増えるじゃろう」高梨内記 真田丸
「源次郎様と話す機会も増えるじゃろう」

ということで、父・高梨内記がこう言っているのも、夜の相手をしろと言っているのではなく、自然とそういう仲になって欲しいという意味でしょう。


「お前が真田の家に嫁いでくれれば、ワシとしてはこれほど嬉しいことはない」高梨内記 真田丸
「お前が真田の家に嫁いでくれれば、ワシとしてはこれほど嬉しいことはない」

将来真田家を継ぐ源三郎信幸ではなく、源次郎信繁の方と「話す機会が増える」と言っていることから、政略結婚というよりも、娘の幸せを願う父といった感じでしょうか。
高梨家としてみれば、跡継ぎではない信繁より、信幸と結婚してもらいたいはずですからね。
娘きりの思いを父は知っていたのでしょう。


きりちゃんもニッコリ 真田丸
きりちゃんもニッコリの父の作戦でした。

【うんちく解説】
身の回りの世話をする女性と殿様やその一族が男女の関係になり、結果として結婚するといったことは、当時としてはよくあることでした。
きりが真田家で奉公することを許した真田昌幸も、当然そのことを意識して許可したことでしょう。
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